おじさん世代の市場価値
こんな記事を書くと色々な方面からいじられてしまいそうですが、若い子の優秀さに感心します。
サイバーエージェントで入社してくる新卒の子たちもそうでしたが、最近よく会っている途上国に挑戦しているような子たちなども、とびきり優秀です。
共通して言えることは、「新しいものに対するハードルが低い」という感じでしょうか。
IT(テクノロジー関連)
海外(英語などの語学)
社会問題(世界情勢)
起業(ミニマムスタート)
…etc
こう言ったことにアレルギーがない、ネイティブ世代とでも言いますか。
スナチャのような最新のITツールとかにも抵抗はないし
海外に学生時代に行ったことがあったり海外に対する壁が低い
発展途上国しかり、米国選挙とかBREXITなんかのグローバル視点での情勢にも詳しいし
起業も学生のうちにサクッとやっちゃってたりする
逆に言えば、こういったものに対する『距離感』を知らず知らずのうちに自分の中で作ってしまっていたのだな、と反省しています。
今回僕がアフリカへ起業を目指していくように、こう言う事って、やろうと思えばすぐにできてしまうわけです。
ただ、色々な心理的なハードルがあったりで手が出ない。
そこが問題だと思います。
ちょうどタイムリーにこんな記事が上がっていました。
▼DMM社長に34歳外部人材が選ばれた全事情
http://toyokeizai.net/articles/-/148194
よりDMMがテクノロジー企業として進化していくために、IT領域での旗振りは片桐さんに任せた形。
こうしていくつになっても時代に合わせてドラスティックに変化していける人間は強いと思います。
で、ふと思うわけです。
なんで今までの自分はできてなかったのだろう?
でもこれって、時代は繰り返すの言葉通り、いつの時代も変わらないと思うんですよね。
僕ら世代だって10代とか20代前半の頃には、同じようなことを言われた気がするし。
就活時代とかも、ITブームになってひたすら情報を集めたりしていたけど、全然お堅い企業のおじさまとかからは、
「アンテナ広いね~」
「今ってITでそんなこともできるんだ」
「時代は進んでるね~」
こんなこと言われた経験ある人多いと思います。
でも、今の20代後半~30代とかも同じ状況なのでは?
例えば、一昔前に最先端だと思っていたITが今では当たり前になり、そこにあぐらをかいていると、近い将来、
・英語が話せない
・一度も起業したことがない
・グローバル市場の情報感度が低い
とかで小バカにされる時代が来るかもしれません。
これからは人工知能とかIoTがどんどん主流になっていくと思うけど、今の若い世代にとってはネイティブな領域になってくるわけです。(今では想像しづらいけど、少なくともAIやIoTは私たちの生活に当たり前のように根付くはずです)
こういった年齢による距離感には恐怖を感じてしまいますが、それ以上に、いつまでも、そういう世界に常に足を運んで自ら情報を取りにいける人間でありたいし、平気で10代にアタックしてバカにされながらもコミュニケーション取って自分の血肉にして行ける、そんなオヤジでありたいな、と思います。
てか、単純にそうした方が生きてくのは面白いと思っています。