アルバム中、唯一のカバー曲について
全8曲。7曲は私のオリジナルです。
でも1曲だけカバー曲があります。
もう本当に好きで好きで好きな曲。
コジマサトコさんの「夜があける」という曲。
私が私なりの解釈で英語訳しました。
「GET LIGHT」=夜明け、です。
夜明けという表現はいろいろあります。
Day break とか rising sun とか
(New) Dawn とか。
タイトルはこのGET LIGHTがしっくり。
アルバムに入れる事は、ずいぶん迷いました。でもこのアルバムの最後を飾るにふさわしい曲だな、と確信があり決めました。
今回、選曲した曲は、作った年代、状況、バラバラです。一番古い曲で1997年の曲なので、軽く世代越えしてます(笑)でも選曲して、曲順を決めて。。という作業時に感じたことは、ジャンルもバラバラなのに、なぜか、ひとつの物語になっていました。そこにGET LIGHTを置くと、次の未来へ。。というイメージになった。自分でもとても不思議な感覚でした。
ただこの曲が好きで英語詩バージョンを作っただけだったハズなのに、結局ここに到達するために必要な曲だったんです。
私はこのアルバムを作りながら、これまでのあらゆる出会いやつながりを自然と手繰って辿っていました。
最後、8曲目に置かれたサトコさんの曲。
サトコさんが「夜があける」を作った時のことは知りません。でも私には私なりの「夜があける」に対する場面が存在します。
誰かが作った曲も、聴いた人の記憶で上書きされて、聴いた人のモノになる。人前で歌うということは、そういうことだ、と。改めて感じることも出来ました。
「夜があける」は、
コジマサトコさんの1stアルバム
「utau」に収録されています。
サトコ、良い曲をありがとう。
カバーさせてくれて、ありがとう。