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くれなゐと白をむすぶや桜の実

2018.05.10 02:46

くれなゐと白をむすぶや桜の実  五島高資

Red and white

separated and bore

a fruit of cherry


一粒で完結。満ち足りた命の喜びを感じます。


「命の大切さ」をじっかんさせる教育への提言。

https://www.hyogo-c.ed.jp/~inochi/2/2_1_1.html#top 【教育プログラムモデル(1) 誕生の喜びと感動】 より

【テーマ】

誕生の喜びと感動

【ねらい】

様々な生命の誕生にふれるとともに、自分の命が自分を取り巻く多くの人々の愛情に支えられて生かされていることの実感を持つ。

また、生命の誕生の過程について学ぶこと等をとおして、生命の尊厳を体感し、過去から未来へとつながる命を感じ、自分の命のみならず、他者や小さな命を慈しみ大切にしようとする心情や態度を培う。

【発達段階についての認識】

小学校段階では、動植物の誕生や生育をとおして、生命の誕生に関心を持ったり、感動したりする体験を持ち、自らの誕生を振り返って、かけがえのない自他の命を実感する。

中・高等学校段階では、小さな命のいとおしさを感じたり、自他の命を慈しみ育もうとする心情や態度を培う。

テーマ ねらい

小学校低学年 命の芽生え

身のまわりの小さな命に気づき、自らの命の誕生について関心を持つ。

小学校中学年 命への感動とつながる命

動植物の飼育栽培をとおして、命の誕生の感動を体験する。

小学校高学年 かけがえのない自らの命

生命が誕生する瞬間の神秘性を感じとり、その感動をとおして自他の命のかけがえのなさに気づく。

中学校 命のいとおしさ

乳児とふれあう体験などをとおして、命をいとおしく思う気持ちを持つ。

高等学校  命を育む心と態度 

 妊婦等の協力を得て、妊娠、出産、育児について学び、かけがえのない命の存在を実感し、自他の命を慈しみ育もうとする意欲や態度を持つ。


https://www.hyogo-c.ed.jp/~inochi/2/2_1_2.html 【教育プログラムモデル(2) 成長の支援への感謝】 より

【テーマ】

成長の支援への感謝

【ねらい】

自分の成長を振り返り、成長を実感することで自分が存在することへの喜びを感じるとともに、赤ちゃんを見守る母親等の姿や保育体験学習をとおして、自分の成長を支えてくれた周りの人たちへの感謝の気持ちを持つ。

親世代や高齢者とのふれあいをとおして、将来の自分に思いをはせ、過去から未来へとつながる命を感じる。さらには、地域や社会への貢献をとおして、社会の一員としての自分を感じ、人に支えられて成長してきたことを自覚し、人を支えることの喜びを感じる。

【発達段階についての認識】

小学校段階では、愛情によって成長してきた自分の命のかけがえのなさに気づくとともに、親世代や高齢者とのふれあいをとおして命のつながりや命の受け渡しを実感する。中学校段階では周囲の人に対して感謝の気持ちを持つ。さらに自分自身のライフプランを設計し、受け継いだ命をどう未来へつないでいくかを考える。高等学校段階では、社会貢献をとおして他者との関係の中から支え合うことの喜びを感じる。

テーマ ねらい

小学校低学年 命への気づき

身近な生き物の誕生や成長の様子をやさしく見つめ、命あるものを大切にしようとする心を持つ。

小学校中学年 成長の実感

自分の成長を実感することによって、成長を支えてくれた周囲の人たちへの感謝の気持ちを持つ。また、親世代や高齢者とのふれあいをとおして命のつながりを感じる。

小学校高学年 成長を支えるもの 

 赤ちゃんを見守る母親等の姿をとおして、かけがえのない命を感じるとともに、自分や他者の生き方や命を尊重しようとする心を持つ。

中学校 成長への感謝と未来の自分

自分史づくりなどをとおして、自分の成長を振り返り、自分が存在することに感謝と喜びを感じる。また、かけがえのない命を未来へつないでいこうとする思いを育む。

高等学校  支え合う喜び

地域社会への貢献をとおして、社会の一員としての自分を感じ、人に支えられて成長してきたことを自覚し、人を支えることの喜びを感じる。


https://www.hyogo-c.ed.jp/~inochi/2/2_1_3.html 【教育プログラムモデル(3) 限りある命の尊さ】より

【テーマ】

限りある命の尊さ

【ねらい】

身近な人との関わりをとおして、老いや病にふれる体験や、死の悲しみにふれる体験などから、命の有限性や死の普遍性・絶対性に気づき、自他の命のかけがえのなさに思いをはせる。さらに、死の悲しみや苦しみに向き合う人々の思いに接し、人とのつながりを感じ、強く生きようとする心について考える。

【発達段階についての認識】

小学校段階では、自然の中にある命にふれることから自他の命の存在に気づくとともに、身近な人の老いや病について知ることで、命のかけがえのなさを実感する。また、自然現象を正確に見つめることにより命の有限性を実感する。中学校段階では、他者の痛みや避けられるかもしれない死を想像することで、自他の命のかけがえのなさと人とのつながりを実感し、死や暴力に対する健全な判断力を持つ。高等学校段階では、死の悲しみや苦しみと向き合う人々の思いにふれ、困難な中でも強く生きようとする心について考える。

テーマ ねらい

小学校低学年 自然の中にある命 

 自然の中にある命にふれることから自他の命の存在に気づく。

小学校中学年 身近にある老いと病

身近な人の老いにふれたり、病について知ることによって、命のかけがえのなさを実感する。

小学校高学年 限りがある命

命あるものにはすべて終わりがある。自然現象を見つめ、命の有限性を実感する。

中学校 遺された者の痛みや悲しみ

遺された者の痛みや悲しみ、避けられるかもしれない死を想像することで、自他の命のかけがえのなさと人とのつながりを実感する。

高等学校 生きること

死の悲しみや苦しみと向き合う人々の思いにふれ、困難な中でも強く生きようとする心について考える。


https://www.hyogo-c.ed.jp/~inochi/2/2_1_4.html 【教育プログラムモデル(4) 理解し合う心に支えられた命】より

【テーマ】

理解し合う心に支えられた命

【ねらい】

家族や親しい人たちとのコミュニケーションやスキンシップを基本にして、心の通い合う適切なコミュニケーションの手段を学ぶ。また、仮想現実と現実の区別をはっきり認識し、社会の中でのマナーや望ましい人間関係についても考える。

【発達段階についての認識】

小学校低・中学年段階では、家族とのコミュニケーションやスキンシップ等とともに、目的に応じた適切な情報伝達やそのルールの学習をとおして、望ましい人間関係を築く能力を育てる。小学校高学年段階では仮想現実と現実の違いを認識し、社会の中での自他の関わりについて考える。中学校段階では社会のルールとマナーを学習していく中で、お互いの考えや気持ちを伝え合う力や豊かな人間関係を築く力を育成する。高等学校段階ではネット社会の問題点を考えることをとおしてモラル意識を高めるとともに互いに理解し合う心を育て、望ましい人間関係を築く力を培う。

テーマ ねらい

小学校低学年 人とふれあう喜び 

 家族との会話やスキンシップの喜びを感じる。

小学校中学年 あいさつの大切さ

あいさつ等の言葉かけをきっかけとして、心がつながることの気持ちよさに気づく。

小学校高学年 仮想現実と現実との違い

仮想現実と現実の違いを認識し、社会の中での自他の関わりについて考える。

中学校  気持ちや考えを適切に伝え合う

コミュニケーション 考えや気持ちを伝える力をつけ、豊かな人間関係を築く力を身につける。

高等学校  ネット社会と望ましい人間関係

ネット社会でのマナーや様々なコミュニケーションスキルについて考え、望ましい人間関係を築く力を培う。


https://www.hyogo-c.ed.jp/~inochi/2/2_1_5.html 【教育プログラムモデル(5) 尊い命を守るために】より

【テーマ】

尊い命を守るために

【ねらい】

人による命をおびやかす行為に対しては未然に防ぐ対策を、また自然災害に対しては、その被害を最小限にくいとめる知恵を学ぶ。そして、命をおびやかす様々な行為に対して、毅然と立ち向かい、克服していこうとする態度を養う。さらに、このことをとおして、子どもたちと大人が共にかけがえのない命を実感し、自他の命を守っていこうとする姿勢を持つ。

【発達段階についての認識】

小学校段階では、地域の人々との協力によって行われている命を守るための取組を知る。また、いじめ加害・被害を知り、いじめの行為を決して行わない心を育てる。中学校段階では、薬物犯罪に巻き込まれる心理や自殺について学び、命をおびやかす行為を未然に防ぐ知恵を学ぶ。高等学校段階では、児童虐待やDVがなぜ起こるのかを学び、社会人になったとき、自らがその過ちを犯さない知識と知恵を学ぶ。

また、すべての段階をとおして、年齢に応じた防災教育・ストレスマネジメント教育を展開する。防災知識だけでなく、被災後の心の変化やトラウマの心理、心のケアについても学び、困難に立ち向かい生き抜いてきた先人の知恵と対処を学ぶ。

テーマ ねらい

小学校低学年(1) 傷つくことばと元気がでることば(2) 子どもの命を地域で守る

(1) 言葉によって人を元気づけたり、傷つけたりすることがあることを学ぶ。

(2) ヒヤリハットマップを子どもと一緒につくり、地域で子どもの命を守る。

小学校中・高学年(1) いじめ防止教育・さわやかな自己主張・ストレスの対処法(2) 防災教育と災害後の心のケア

(1) いじめとけんかの違い、いじめによる心と身体の変化、不快な場面での言い方、いじめをしないための意識、いじめを見たり聞いたりしたときの対処を学ぶ。

(2) 人による行為に対しては未然に防ぐ対策を、また自然災害に対しては、その被害を最小限にくいとめる知恵を学ぶ。また、被災後の心のケアについて知る。

中学校(1)-a: 少年非行の実態と防止(1)-b: 暴力の知識と防止(1)-c: 自殺防止教育(2) 防災教育と災害後の心のケア

(1)-a: 薬物依存・少年非行に陥る少年の心理を学び、それらが命をおびやかす行為であることを理解し、その兆候を知ることにより未然に防ぐ知恵を学ぶ。

(1)-b: カッとしてふるう暴力と支配のための暴力があることを学び、暴力以外の方法で自分の気持ちを表現することを学ぶ。

(1)-c: 自殺について知り、自殺を避けるためにできることについて考える。

(2) 自然災害に襲われた人々が、その困難をいかに乗りこえてきたかについて学び、災害への対処を身につける。また被災後の心のケアについて学ぶ。

高等学校(1) DV防止教育、児童虐待防止教育(2) 防災教育と災害後の心のケア

(1) DV、児童虐待がなぜ起こるのかを学び、社会人になったときの望ましい人間関係の築き方を学ぶ。命をおびやかす暴力の連鎖を断ち切る。

(2) 自然災害を乗り越えたり、被害を最小限にくいとめる試みをした実践を学ぶ。