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『コロナ対策 〜 各国リーダーたちの通信簿』を読了

2021.05.10 05:14

今月末に開催する上智大学のホームカミングデー ASF(オールソフィアンズフェスティバル)で、世界中にいるソフィアンを繋いで、彼らから現地の様子をお聞きするという "Sophians around the world" という企画の責任者をしているので、ここ最近、ご登壇いただくソフィアンたちと連日のようにZoom meetingしています。

この週末も、アメリカ(ニューヨーク、ワシントンDC、LA)、ブラジル、コロンビア、フランス、アイルランド、ベルギー、スイス、ザンビアと、いろんな国々に住んでいるソフィアンと話したのですが、その中のお一人で、ベルギー在住のジャーナリスト、栗田路子さんから最近出版したばかりの本の話を聞き、面白そうだったので、早速買って読んでみました。

新型コロナウィルスが世界的に感染拡大する中、7ヶ国のリーダーたちがどのようにリーダーシップを発揮したか⁉️を、各国に住む日本人ジャーナリストたちが綴っている本です。

「正解のない時代」だなんてよく言われますが、コロナ禍こそ、まさにその正解がない大きなチャレンジで、誰もがどうしたらいいんだろう?と不安を抱える中、それでも国のトップとして彼らがどのように国民とコミュニケーションを取り、そしてどんな決断をくだしてきたか、、、という試行錯誤の様子が事実を元に書かれていて、改めて「リーダーシップ」について考えさせられました。

リーダーシップとは何か??

この本から感じるのは「覚悟」であり、物事や人と「どう向き合うか」に尽きると思いましたし、果たして自分にはそれがあるか?と考えた時、この本に登場する全てのリーダー達に尊敬の念を覚えます。