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床敷きブラザーズ

才勝さんの都心の賃貸に百年杉をみんなで敷きました!

2021.05.10 14:36

才勝さんは、20年以上前に演劇活動をともにやった友人です。学生時代には森林について学び、今は畑をシェアして野菜をつくっていて、いずれ田舎暮らしがしたいという夢があります。

以前わが家に遊びにきて、木に囲まれた空間を、いいな~、と感じ入り、杉は自分で敷けるよ、と話したところ、「自分の家に本物の木を敷くなんて、今までまったく発想になかった!」と、とても興味をもってくれました。


今はパートナーとのふたり暮らしですが、コロナで家にいる時間が長いので、部屋の環境をよくしたい、と、百年杉を敷くことを決めました。敷くにあたって、もう少し広いところに引っ越そう、ということになり、都心の江古田の2LDK賃貸にみんなで敷くことになりました!

↑ツナギ姿でノコギリをもっているのは、2年前に自宅に百年杉を敷いた西山さん。床敷きブラザーズの記念すべきお客様第1号です。この写真の床は、木に見えますがビニールです。ホンモノの違い、わかりますよね?


↓下の女性は大野雪子さん。DIYの達人です。私が自宅にはじめて木を敷いたのが8年前なのですが、ブラザーズの「アネゴ」である安田知代さんから東京の森の間伐材による杉・ヒノキ材を買ったのがきっかけでした。彼女も安田さんから杉を買って自宅に敷きつめています。


嬉しい「杉つながり」で、頼もしい仲間が集まりました!


今回一番苦労したのは窓際でした。部屋が台形の形をしていて、最初は「縁側」っぽくなるかも!?、と、窓際だけ材の方向を変えて縦に敷いてみたのですが、横に敷いた材と縦に敷いた材は、お互いを「実」(さね。材をつなぐための凹凸。)ではめこんでつなぐことができないので、縦に敷いた材が浮いてきました。賃貸なので釘では固定できません。結局やり直して、下のように材をナナメに切って収めたところ、うまく収まりました。それに、こうすると材にも無駄が出ないことがわかりました。

時間はかかりましたが、みんなであれこれ話しあい、やり直して、という過程がよい思い出になり、「敷くだけ」のノウハウをまたひとつ得ることができました。


↓ビフォーアフターです!


↓だいぶ疲れた様子ですが(笑)・・みなさんお疲れ様でした!

敷き終わったあとは、皆で寝転がり缶ビールで乾杯しました。とても楽しいひとときでした。

才勝さんから、敷いた翌日にメッセージがきました。

「今までスリッパがないと足が冷たかったり、床に座るにもタオルとかを敷いても冷える感じでしたが、いつまでも床に座っていられて快適です!ありがとうございます!床敷きに参加した若者たちにはうらやましがられました(笑)」


才勝さん、よかったです!!

今回はいい出会いがあったね。

個性豊かな人たちとの床敷きで面白かったし、私もよい経験ができました。


こちらこそありがとうございました!!!