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政府は「選択的週休3日制」の導入に向けて議論を始めた、は吉報か?

2021.05.10 21:07

週休3日制 社員の「不公平感や嫉妬心」が導入のネックになる


毎週1回、スタッフブログで「はたらく」を「ひろげる」につながるニュースや時事問題を紹介していきたいと思います。


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週休3日制 社員の「不公平感や嫉妬心」が導入のネックになる (news-postseven.com)

NEWSポストセブン 



 

週休3日制度の導入に向けて、政府の議論が本格化しているそうです。

すでに導入している企業もあると、いつかのニュースで聞きました。

 

マナレア読者の皆さまは、この制度の導入をどう考えますか?

今回は週休3日制度について、子育てをする女性の立場から色々と考えてみたいと思います。

 

週休3日と聞いて頭に浮かぶメリットはやっぱり、時間的余裕が生まれるということ。

それにより、子育てと仕事の両立が図りやすくなるのでは?という期待がありますよね。


一方で、その分お給料が減るのであれば、人件費削減の対象となってしまうのかな?その場合、働ける時間に制約がある子育て女性という立場がマイナスになるのかな?という不安が残ります。

 

また、仕事でスキルを得てステップアップしていきたいと考えている場合、働く時間が短くなることで、仕事を通じた教育の機会が失われるということもあるかもしれません。

 

子育てと仕事の両立のために(もちろんそれ以外の理由もあると思いますが)週休3日制度を自分で選択するのか、それとも会社の都合で週休3日制度を選択することになってしまうのか、その違いはとても大きいと思います。

 

自分でちゃんと考えて選択をしないと、マミートラック(※)が生まれる危険性も含んでいると思います。


(※マミートラックとは、子育てしながら働く女性が、子育てと仕事の両立をしていく中で昇進や昇給などの機会を得るのが難しくなること)

 

もし、教育の機会が減るなどした場合、例えば自ら勉強をして知識を得るとか、あるいは副業を通して新たなスキルを得るとか、何かしらのアクションを起こすことでカバーすることができるかもしれません。

 

そうなると、会社が副業を認めているのかを、事前に確認しておくといいのかもしれませんね。

 

実は私も、パラレルワークをしているワーママの1人です。


前職のシステムエンジニアや学習塾で働いていた経験を活かした“教育やプログラミング、システム系に関わる仕事”と、フリーペーパー編集ライターの経験を活かした“文章を書く仕事”を両立しています。

 

まとまって働く時間が取りづらいワーママだからこそ、いくつかの仕事を掛け持ちするパラレルワークのスタイルが意外と合っているな、と感じています。

 

様々な種類の仕事をすることで、自身がスキルアップしているのを実感することもあるので、「はたらく」を「ひろげる」のにもこういったスタイルで働くのはいいかもしれませんね。

 

もちろん、子育てはそれだけで充分な仕事量なので、週休3日制度を利用して、時間的にゆとりのある生活を選択するのもありだと思います!


子どもが小さいうちは夜まとまった睡眠時間を確保することもできないし、大きくなってきても勉強や習い事などまだまだお母さんの出番が多いのは私も一児の母としてよく分かるので。

 

社会が、女性が子育てをしながら働く過渡期である今、自分はどんな風に子育てをして、そしてどんな風に働きたいのか、自分自身でよく考えて行動するのが一番大切ですよね。