はとバスのハイブリッドバス
自家用のハイブリッド車は当たり前のように走っていますが、ハイブリッドのバスも最近は増えつつあります。ハイブリッドバスの大半は路線バスですが、実はハイブリッドの観光バスや高速バスも少数ながら走っています。はとバスでは2008年の初登場以来、2017年まで断続的に日野製のハイブリッドバスを数台ずつ導入しました。はとバスの一般車はスーパーハイデッカーが主力ですが、ハイブリッドバスはハイデッカーのみが設定されていた為、全車はとバスでは珍しいハイデッカーです。合計21台のハイブリッドバスが活躍していますが、2014年に導入された3台を除き、黄色いボディに地球と鳩を大きく描いた一目瞭然でハイブリッドバスとわかるデザインとなっています。これらの車両は、正座席45+補助席10で旅客定員が55人です。昔ははとバスのほとんどの一般車が55人乗りでしたが、現在のはとバスでは意外なことにハイブリッド車のみとなっています。2014年の3台は36人乗り化粧室付き車両「レガート」で、同年春に登場したスーパーハイデッカー車と同等の豪華な仕様になっています。外観も「レガート」専用デザインで、異彩を放っています。
写真① 納車前の貴重な写真。環境に優しい車両として導入されたハイブリッドバスは、爽やかなグリーンを配したデザインで登場しました。(日野BJG-RU1ASAR)
写真② 現在の一般車仕様のハイブリッドバスに採用されているデザイン。黄色を基調に、大きな鳩と地球が描かれています。ちなみにLJG-の車両は2台のみです。(日野LJG-RU1ASBR)
写真③ 初期の車両もデザインが一新されましたが、車両前頭部が黄色なのが特徴です。(日野BJG-RU1ASAR)
写真④ 化粧室付きの豪華仕様で登場した「レガート」です。はとバスでは最も豪華なハイブリッドバスです。(日野QQG-RU1ASBR)
写真⑤ 2017年に導入された最新のハイブリッドバスです。(日野QQG-RU1ASBR)