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気を下ろす

2021.05.11 08:13

時々ケアを受けてくださる70代の男性が、先日ケアの後に

「気が下りないときは1日“なんかいかん”ですね~。」

と話し始められました。

「気がこうグーッと下りると、よくなりますけどね~。」

そんなことを感じて暮らしていらっしゃるなんて凄い!

「ケアして貰うと、手とか足の先がジンジンし出すんですよ。気が通ってるんでしょうね~。」

なんて仰います。

確かに、ウトウトしていらしても、手や足がピクンとなったりゆらゆらしたり、よく自動調整していらっしゃるなぁと思う方です。



ビックリした後やイライラすることがあると“なんかいかん”感じが続きますよね。

必死になりすぎて力が入って体が硬くなっているときもそうです。

落ち着け~落ち着け~と言い聞かせても、うまくいかなかったりする。

そんなとき、私はこんな呼吸法をします。


座ったバージョンだと…

手は体の横に垂らすか、手の平を上に向けて膝の上に置きます。

①息を吸いながら肩を持ち上げます。

②肩甲骨を背中側に寄せます。

③ゆっくり息を吐きながら、肩をフワッと下ろします。

そのとき体重がお尻に落ちるのを感じます。(立ってなら足の裏に。)

背骨の延長の杭が地面にズーーーンと刺さっていくような感じがします。


え?しない?

じゃぁ、もう1回どうぞ。


何度かやってみると、不思議と落ち着いてきませんか?

胸が開いて、ゆったり呼吸できていると思います。

意外と肩が上がってたんだなぁとか、猫背になってたなぁとか、気が付くかもしれません。

私は、杭を通って余計なモヤモヤが抜けていく、アースがとれるような感じがします。


ちょっと意識するだけで、どなたでも気を感じられる方法だと思います。

試してみられませんか?