物質主義の原因と成れの果て
物質第一主義で多くの物に囲まれ、中々それらを減らすことのできない人たちが世に大勢います。
物が乱雑した部屋にいても全く気に留めません。中にはその状態を好んで、居心地がいいと感じる人まで存在します。
スピリチュアルのフィルターを通してそういった人々を考察すると、「心の寂しさ」が起因していると読み取れます。
孤独で寂しく心が満たされていないから、大量の物質を身近に置き、それらで心の寂しさを埋めるのです。
また寂しさ以外にも、「不安感」が強い場合にも物を欲します。
あれもこれもないと不安で自信が持てないから、身の回りも心も散らかった状態を作りだすのです。
これらに関連して浪費癖がある人や買い物依存性の人たちも、孤独感・不安感・寂しさが原因となっています。
心の強い人は物を必要としません。
「足るを知る者は富む」。物質を求めない姿勢が、本当に豊かで幸福な人間なのです。
魂が成長するほど、物を捨て、欲しくなくなるもの。
近代はミニマリストと呼ばれる、必要最低限の僅かな物だけで暮らしを送る人が増えています。
その生き方が当たり前となり沢山の人々が物質主義から精神主義へと移行すれば、各々の魂が成長を遂げ霊的覚醒を果たすことでしょう。
霊的真理に目覚めるための一策は物質からの卒業なのです。
しかし物質至上主義者が蔓延る現代では、精神主義者はほんの一握りでしょう。
▼いつまでも物質教の信者になっていると次のようなデメリットがあります。早急に離脱したほうが身のためでしょう。
①精神面・肉体面に狂いが生じる
物が増加すれば汚くなるのは必然。それがきっかけで精神的におかしくなることもあります。肉体が病に襲われることも否めません。
②運気が下がる
物が多いと運気が停滞します。仕事や人間関係、人生の全般なにもかも上手くいきません。ついていない不運な生活を送る羽目になります。
仮に物が多くても整理整頓され綺麗になっていれば、運気低下を防止できます。
③霊障にあう
物が溢れた汚い環境は悪い気や低級霊が好み寄って来ます。
すると前述のように運勢は下降し、家中でラップ音などの霊障が頻発します。
その程度ならまだしも、最悪の場合は低級霊に憑かれ厄介な災禍に見舞われることもあるのです。
④未浄化霊(幽霊)になる
生前、物質への執着が強かった者は、死後もそれらに未練タラタラです。
ですから死んだ後、「あれはどうなった?」「これは誰のものになる?」「あれだけは絶対に手放したくない」などの気掛かりが発生して、あの世へ移行する日が訪れても、残していった物品が気になっていつまでも現世に滞在してしまいます。
物への執着心を払拭しない限り、物質主義者は死んでも長いこと幽霊となってあちらの世界へ上がれません。