【ボーカリストの心得】歌い手は言葉の伝い手 No.2【ボイトレ】
ボーカルインストラクターのYukinaです♬
文章を書くのが苦手ですが、
苦手ながらに皆さんに伝えたいことを今日も一生懸命書いていきます…苦笑
今回のテーマは
前回の続きです♬
前回の記事をまだ見ていない方はコチラから⇩
前回より掘り下げて書いていきます
【適当に言葉を切ってブレスするのはNG】
と書きましたが
「コレってどういうこと?」
と思っている方もいらっしゃると思います。
曲に例えて解説していきます。
皆さんもよく知るクリスマスソング!
○がブレスの位置だと思って下さい。
「ジングルベ〜ル○ジングルベ〜ル○鈴がーなるー♬」
そのブレスの位置が
「ジングルベー○ルジング○ルベール鈴○がーなるー♬」
だとしたらどうでしょう?
実際に声を出して歌ってみましょう。
「何の言葉!?」
「お客さんも歌詞が聞きづらい!」
と思いませんか?
今のは極端な例えですが笑
「私は○あなたのことが好きです」
「私はあなた○のことが好きです」
話し言葉でも、やはり自然な方が
相手にも気持ちが伝わりやすいですよね。
私は歌も同じだと思っています。
これ大事です。
当たり前に歌っている日本語の歌詞。
その日本語の歌詞を改めて確認してみる。
歌うのではなく喋ってみる。
喋ってみて自然な位置でブレスをする。
当たり前だけど、本当に大事。
この作業をちゃんとすることで、
お客さんにも、あなたの歌声だけではなく、
気持ちと心と一緒に届くのではないでしょうか?
ワンランク上の歌い手になるために…
ぜひ実践して下さいね。
それとプラスアルファで大事な技術⇩
それは・・・?
カンニングブレスとは?
いわゆる隠しブレスです。
ブレスするところが、どうしてもない時に
お客さんに聞こえないようブレスをすること。
それをすることで、言葉も繋がって聞こえます。
このカンニングブレス。簡単な様で意外に難しい!笑
「素早く息をする」と思ってる方多いです。
素早く息をしても「ハッ!!!」という息が漏れてたらバレバレです笑
お腹を使い(使った筋肉を緩め)、鼻と口から息を吸うことで
静かに素早く息ができます。
文章にすると単純ですが
「どこの筋肉をどう使い、息をどのように身体に取り入れるか」
というのは実践しないとわかりません。
体験レッスンでも指導できることなので、気になる方は気軽にお問い合わせ下さい♫
次回は
ブレスについての番外編です♬
BTree_Yukina