10年目の節目に
2021.05.12 02:20
花のあと、風に舞い散る桜の蕊(しべ)を浴びていた子ども達。
藤棚のトンネルもくぐり抜けました。
今はツツジの葉っぱを胸に貼って、なんだか誇らしそうです。
公園は子ども達に、四季の移ろいをわかり易く教えてくれる、有難い場所です。
そんな太田市浜町の天神公園のすぐそばに、かんがるうクラブはあります。
この4月に開設10年目の節目を迎え、この度看板をすっかり新しくしました。
ツツジの葉っぱを胸に貼った子と一緒に新しい看板を見上げました。
大人も誇らしい気持ちになりました。
看板には、シンボルマークのカンガルーのイラストがあります。
子どものカンガルーが、お母さんカンガルーを慕うように見つめています。
お母さんカンガルーが子どものカンガルーを優しく見守っています。
「子どもはみんな伸びる芽を持っている。その芽がしっかり伸びるように、私たちは出来る限りの支援をしていきたい」かんがるうクラブの基本理念が、そこにはあります。
このイラストは、かんがるうクラブ関係者のデザインで、オリジナルのものです。
実はずっと前から、子どもの名前を募集しているのですが、まだ決まっていません。
どなたか可愛い名前をつけてあげて下さい。
公園に出かける時に、緑色の大きな看板の中のカンガルーに手を振る子の姿がありました。
これもほっこりさせられる光景でした。
<参考>春の季語に、桜蕊降る(さくらしべふる)というのがあります。