スクーリングの思い出⑦教室の置き土産
こんにちは。
大阪傾聴ルーム新町(1on1)カウンセラーす~みんです。
傾聴カウンセリングは、守秘義務を守ることが大前提です。それはスクーリングでの面接体験学習でも守ります。
クライアント役になった人は、その日のテーマに沿って自分の思いを自由に語ります。みんな真剣なので必然的にその内容は本番さながら、ここだけの話、ここだから話せること、になってきます。話しているうちに、様々な想いや感情が噴き出してきて、泣き出してしまう人、言葉を詰まらせて涙ぐむ人、声を荒げる人、落ち着かなくなる人、黙り込んでしまう人…。
カウンセリング役の方も学びたての“傾聴の技法”を意識し一生懸命対応していくのですが、クライアント役の予期せぬ態度に当惑したり、返す言葉を失ったり、一緒に泣いてしまったり…。
そんなことを、朝から晩まで繰り返していくので、授業が終わると、みんなぐったりで言葉少なく、放心状態になっています。「お疲れ様でした~。」の言葉も消え入りそうなほどで、教室を去っていきます。
そんなスクール生たちに帰り際、講師の方々は「今日のことはすべてこの教室に置いていってくださいね。」と仰ります。
守秘義務を守り、体験学習での感情を持って帰らないように、引きずらないように…ということなのです。
教室を出るとスクール生同士でも傾聴の内容は一切話しません。誰がどんな話をしたのか、自分がどんな気持ちなのか、その思いを誰かと共有したくとも、それは学習時間内だけのこと。わだかまりも、腑に落ちないことも、学習時間内に片付けられたら良いのですが、そんなに簡単なことではなく。スクールに通っていた1年間は毎回辛くてしんどい思いを引きずりながら帰路についていました。
そしていつの頃か、この辛さから一人も脱落せずにグループメンバーみんなで一緒に卒業したい、という思いが芽生えていました。
辛くてしんどい傾聴カウンセリング体験学習では、相手(クライアント)の気持ちを「受け止める」のと「受け入れる」のとの違いを意識するようになりました。
大阪傾聴ルーム新町(1on1)カウンセラーす~みん