数字を数字としか捉えず、その先に人間が介在する事を忘れないでほしい。
ウェルクの問題や、スポットライトの問題、リクルートのギャザリーの問題。まぁもりもり出てますね。これら、はっきり言ってしまえば、
・コンプライアンスってあってないようなものになってるよね
・とりあえず、儲かればいいよね
・著作権に関する考え方の甘さ
っていうのもそうですが、もう根本的な所は、
・メディアの先に、必ず人間が介在しているという事をないがしろにしている
という事がすべてなのではないかなぁと僕は考えてます。
えらい人たちは、そういうこと分からないんですよ・・・なんて思っている僕もかつてはいましたが、正直もうそれじゃあいけないのです。もともといけないんですけどね。
僕が書いてるこれも、人集めやらPRやら難しい問題がちょっとでも解決するヒントができればいいなとか、なんなら僕に話してみません?っていうきっかけづくりになればと、そんな感じで、この書く文章の先にだれかがいるっていう風に思いながら書いてます。もちろん、僕自身も襟を正さなければならない事もけっこうあると思っています。
もちろん、これ、求人の世界でもそうなんです。意味合いは違いますけどね。
この求人広告は、めっちゃ集客できるとか、このネット広告はすごいよとか、そういう話をするのですが、セールスポイントがそこだけになってやしないかと。
最近、Indeedで採用コスト激落ちとかそんな話もいろんなところでされていますが、求人広告を山ほど読んでいるとね、あぁ、まぁ仕様が仕様だから仕方ないけど、ほぼコピペ原稿だけだよなぁ。並べてみて、本当にここの会社に入りたいって思って応募するのかねぇ?ドタキャン増えてもしかたなくないかねぇ?会社らしさないもんなぁ。
実際、僕が入社した当時に社内で教えてくれてた事は、「求人広告の内容そのままで、社名を挿げ替えて、そのまま使えちゃうような広告だったら正直価値はないよ」ってね。実際そうなんだと思います。
それを証明したかったので、今お付き合いしている某有名フードサービスのお客様のタウンワークの原稿を、枠得とかではなく、通常の原稿で。しかも、超オリジナリティあふれる原稿をしたためて、投下しました。そしたら、やっぱり考えは的中しました。全国でも指折りの超採用難エリアで、どこの人事担当者も頭を抱えるエリアで・・・
約10万円ちょい投資して、応募9名→採用2名を2週間で達成!
えぇ。しかも11月末という、そろそろ応募効果的にも落ちてくる時期に。どうやったかっていうのは、ご依頼頂ける方にはシェアしますが、まぁ簡単に言ってしまえば、
「ちゃんと採用ターゲットを考えて、その人達に向けたメッセージをちゃんと伝える」
という至極真っ当な事をしたというだけです。
集客メソッドやら集客量とかに関しては、もう各媒体のプロが集客頑張っているとは思うのですが、最終的に効果を上げるのは1つ1つのメッセージなんだと思います。
こういう真っ当な事をちゃんとやって、真っ当な結果を出していく、それで、いい世界を作っていく。
メディアだろうが求人だろうがPRだろうが、この真っ当な所は、やっぱりこだわっていきたいと僕は考えて行動していこうと改めて思っています。たとえ誰がなんと言おうとも、ここはしっかりこだわりたいです。
あ、でも来週は、毎月恒例のアレ、出しますよ。