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この道往けば act2

2021年岐阜遠征第1弾 土倉鉱山跡

2021.05.12 15:25

え~まずは、この探索は福井県独自の緊急事態宣言発令前に行っています。

何なら1年くらい前の探索だったりします(汗。

こんな文頭使わずに、普通に遠征行ける日が早く来てほしいもんです。


そしてもう一つ、岐阜遠征って言ってますがここはまだ滋賀県です。

ほぼ岐阜みたいな位置ですが。

初めてネットでお姿を拝見したときからぜひ来てみたかったこの場所、やはり素晴らしかった!

土倉鉱山跡(つちくらこうざんあと)

レポスタート!

国道303号

八草峠(はっそうとうげ・レポ未)を間近に控える県境エリア。

そこに今回の物件への道があります。

写真を見ても山深さがわかるでしょう。

八草峠のトンネルができるまで、ここから先にまともな道は存在しませんでした。

看板あった!!

長浜市はここを観光地にするつもりなのか?

確かにインスタ映えはするけど、人は選ぶぞ・・・。

林道のような道は造林されたスギ林の奥に伸びていきます。

人の手が入っている森というのはやはり安心感があります。

スギ林は放置すると自然に帰るのでわかりやすい指標です。

大きな構造物が見えますが、これは国道303号現道。

なんならさっき走ってきた道です。

金居原バイパス(かないはらバイパス)

八草トンネルに合わせて整備された区間ですね。

この道の正体は林道ではなく、バイパスと旧道のアクセス路です。

比較的アスファルトが新しいのはそのためですね。

つまりもう少しで旧道にぶつかることが予想されます。

旧道到達!

一気に苔むした感がありますね。

しかし今回目指すのは旧道ではなく、旧道から分岐する道の先。

曲がり口を間違えてはいけません。

間違えようがなかった(笑

結構丁寧に案内されています。

そもそも舗装すらされていないのを覚悟していたのですが、ちょっと拍子抜けです。

さて、ここからが本来の土倉鉱山へ向かう道。

恐らく本来は未舗装だったのでしょう。

ここへ向かう人、案外多いのかも。

前方が開けてきました。

これは何かがある予感。

胸が高鳴ります。

!!!

これが見たかった!!

かっこよすぎるだろ!

ちびるわこんなん!

映画の撮影にも使われたことがあるんだとか。

確かにわかります。

これは絵になる。


中に入りたいのは山々なんですが・・・、先客の目が気になりすぎる。

適度に観察するとしましょう。

やっぱり案内文がありました。

しかしこれも致し方なし。

それだけの迫力がここにはあります。

正直、鉱山の設備はよくわかっていないので、この巨大な菅渠が何に使われていたのかはわかりません。

ただ、これは覗くでしょう。

例え反対側が見えていたとしても。

かつては轟々と水が流れていたのでしょうか。

わざわざ管渠にするということはそれなりの理由があるはずです。

しかし、施設は何も語りません。

今は静寂を湛えるのみです。

コンクリートブロックを組み合わせて作られている造りに時代を感じます。

この鉱山の最盛期は昭和35年頃、還暦近いのは間違いないでしょう。

どうやら最近は「滋賀のラピュタ」の異名をとる土倉鉱山。

確かに雰囲気あります。

この下にはアリの巣状に行動が走っていると思うとなかなか恐ろしいものがありますが。

そしてここは銅鉱山です。

どうしても足尾銅山事件を思い出しちゃうんですよね。

まぁ水を見ても異常はなさそう銅はイオンの関係で、青く変色することが間々あります。

青銅なんてのもありますね。

この神秘的な光景、またじっくりと来たい場所です。

なぜなら今日はえらい賑やかな先客がいるんだよなぁ。

そっと奥まで行くのはなかなか難しそうです。

そして実はここ、これだけじゃないんです。

奥地にはさらに古い奥土倉なる鉱山跡や発電所跡もあるとのこと。

行きたいのはやまやまですが、今日はダメ・・・。

ここは必ずまた来なければならない・・・。

懐深き土倉の森。

また必ず来ることを約束して、今日はこの景色をお届けしてレポを閉めたいと思います。

次はさらなる奥地へ!


以上、土倉鉱山跡編