私たち一人ひとりの日々の思考が刻一刻と未来を創造している
私たち一人ひとりの日々の思考が、刻一刻と未来を創造しています。
多くの方が感じているように、変化のスピードもこの思考が影響を及ぼしています。
そしてこの未来を創り出す思考は、私たち一人ひとりの意識によって絶えず変化しています。
思考を変えなければ未来は予測可能ですが、思考を変えてしまえば未来も変わります。
意識には、自覚がある顕在意識と自覚がない潜在意識があります。
潜在意識は、自覚されることなく,行動や考え方に影響を与える意識で、私たちの意識の90%を占めるといわれています。
この心の奥深い層にひそんだ意識も、ほんの少しずつではありますが、私たちの思考によって、日々書き換えられています。
結局のところ、私たち一人ひとりの未来は、日々の思考の積み重ねの結果ですが、この未来を創るカギである思考を、私たちはどれくらい掌握しきれているでしょうか。
私たちは、無自覚にどれだけの地雷を踏んでしまい、結果的に望んでいない未来を創造しているでしょうか?
辞書には次のような説明があります。
『考える』・・・論理的に筋道を追って答えを出そうとする/結論・判断・評価などを導き出そうとする
『思う』・・・物事・対象に対してある感情や意識をもつ/話し手の個人的な判断や推量
「考える」とは「客観的認識」
「思う」とは「主観的認識」とも捉えることができるかと思います。
ところで、私たちは何かを意図的に考えようとしない限り、同じことの繰り返しがほとんどで、その多くはネガティブ思考です。
私たちは、年齢と共に経験が豊かになる一方で、その経験を客観視できないでいると、物事を理解したつもりで思い込みを増長させてしまい、結局は経験が仇となって同じことを繰り返してしまいます。
では、何かを意図的に考察するスイッチを入れる時とは、どんな場面でしょうか?
私たちの問題の多くは、自らの過去の波動が現実化した結果ですが、第三者から見れば気づきやすいように思えても、当事者にはなかなか気づけないのが現実です。
現実と向き合うことを先延ばしした結果、問題はどんどん大きくなり、辛酸を舐めるような経験を何度か繰り返して初めて、自らを省みる人がほとんどでしょう。