ナクバの日

2021.05.15 03:00

パレスチナが荒れている。イスラエルは空爆だけでなく地上軍も投入しガザに侵攻したらしい。私がガザで出会った人たち、無事だろうか?無事であっても怒りに身を震わしているだろう。防衛副大臣が個人的見解と言いながら「私たちはイスラエルと共にいます」などとSNSで表明しイスラエルに褒められたようだ。少なくとも私は彼のいう私たちに含まれることを拒否する。

5月15日は1948年にイスラエルが建国されパレスチナ人が難民となり、パレスチナ民族の苦難が始まった日だ。どちら側に立つかを表明することは分断を煽るだけかもしれない。しかし、現時点で強大な暴力に曝され、卵のように潰されようとしているパレスチナ側に立ちたい。写真は2000年のガザで出会った少年。生きてるだろうか?爆弾を抱えアッラーアクバルと叫んでいるのだろうか?