猫俳句7
2021.05.14 07:08
猫俳句 佳作
川又 夕
愛媛県
「葉桜や猫は尻より振り返る」
櫻の咲くのも散るのも早くなった。
学園の前の道路は、櫻通りで、前は桜美林大学である。
猫は視力が良くない、動くものには敏感で、音にも敏感である。
ラジオから「風や雨はそれ自身では音を立てない」「何かにぶつかって音を発している」
春一番が桜の花びらにぶつかって、風を感じる。ピンクのトンネルを車で走り抜けると
櫻吹雪となり、葉桜の緑は春の象徴である。
尻尾をピーンと立てて歩いている猫が、何かの気配でゆっくりと見返り美人