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雑貨屋 ごろね

ごろねスタッフの雑記帳・ひなたぼっこ【第5回 社会とつながり、実感する】

2021.05.16 05:20

第5回 社会とつながり、実感する 


作業所の仕事の一つに箱折りがあります。

私の勤める法人でも京都のお土産屋さんの箱を請 け負って折っています。

この箱折り作業、なかなかに大変です。

シワができては使えないので、て いねいにしなければなりませんが、納期までに数をこなさないといけないので、迅速さも求められ ます。 


Aさん(知的障害)は以前「人にちょっかいを出す、作業に集中できない」など、作業所での生活 で注意を受けることが多くありました。

それまでの作業が本人にとって手応えを感じにくく、気持ち が乗らなかったこともあったのだろうと思います。

そんなAさんが箱折り作業にうつり、注意をされ ながらもがんばってとりくむ姿がありました。

本人曰く、「箱折りはしんどいけど、折った箱を届け に行くの楽しい。

給料もこれまでより高い」とのこと。


ある日、久しぶりに会ったAさんが自分の折った箱が使用されたお土産を持って、「これ、僕が 折っているやつ」と渡してくれました。

自分の仕事が、お土産という商品になり、自身の役割を実 感できたことがうれしかったのだと思います。

照れくさそうにお土産を渡してくれたその表情には 「自分がやった仕事」という誇らしさも感じました。