ファンク~ジャズ~ソウルを経て、極上の南米サウンドに辿り着いた【Quantic】による世界中をめぐる音楽紀行でワールド・トラベル!
【Quantic】はUKのウスターシャー州出身のDJ/プロデューサー/ミュージシャンであるウィリアム・ホランドによるプロジェクト。
サンプリングを多用することなく、ギター、ベース、コントラバス、ピアノ、サックス、パーカッションなどの楽器を演奏して楽曲を作り出す。
初期の音楽はDJ Shadowなどと比べられたりしてましたが、彼は少し違って生音から漂う土臭い感じのワールド音楽を現代風に聴かせてくれます。
南米や中米の優れたミュージシャンとも共演するなど、まさに旅をする音楽。
ラテン・ジャズ・グルーヴを展開する初期の作品、ザ・クァンティック・ソウル・オーケストラ名義の作品、コロンビアに拠点を移してからのフラワリング・インフェルノ、などなど。
10年間で様々な作品をリリースしたQuantic。
どれから聴いて良いか迷う貴方も安心のこちらのベスト盤。
2枚組で全32曲と彼の足取りを追いかけるのにもってこいの作品です。
ワールド音楽に興味はあるけど。。。という貴方!
このQuanticのベストはワールドな要素を取り入れながらもかなりスタイリッシュに表現してくれているので、入りやすいと思いますよ~。
Quantic 「The Best Of Quantic」
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こちらもおススメ!
そんな彼がThe Quantic Soul Orchestra名義の作品などで過去にも共演している【Alice Russell】と世界中で絶賛された『Tradition In Transition』を生んだCombo Barbaroをバックに従え制作されたコラボ作品がこちら。
Quantic & Alice Russell with The Combo Barbaro
「Look Around The Corner」
70年代にマイアミとニューヨークで生まれたソウル作品やブロンクスのディスコなどに通じるものがありながらも、ブルースやソウルのサウンドに根付いた作品
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そしてALICE RUSSELがスモーキーでディープなヴィンテージ・ ソウルのヴォーカル・スタイルを最大限に引き出す洗練されたバンド・サウンドで聴かせてくれるソロ・アルバム。
ALICE RUSSEL 「TO DUST」
現行ヴィンテージ・ソウルを更新する傑作にして新たな代表作と言えます。