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障害児への言葉かけ☆〜番外編〜嬉しいことも☆

2016.12.11 10:11

先日の9日のブログに書きました「かわいそうにね、の言葉かけ」ですが、

たくさんの人に読んでいただき、自分も同じ経験をしたよ、いろんな方々からお話を教えてもらいました。


実際に自分だったらどうしてるかな?と考えました。

車椅子の子供と一緒の家族と街で出会ったら。


私は、特に無理しては声をかけることはないです。

押し扉を開いておくことや、通り道など脇に避けて通りやすくしておく、など

おそらくみんなが自然としていることを私もしている程度です。


子供によっては、近寄るだけで驚いて発作になったり、触られることに過敏で嫌がったり、声に驚いてしまうこともあると思います。


過度な気遣いは無用なのかな、と思っています。


ただ、手が必要な雰囲気を感じれば声かけるかもしれません。

(声かけも結構勇気いりそうですがσ(^_^;))


そして番外編だと思いますが、今まで嫌な思いばかりをしている訳ではありません。


暖かい気遣いもたくさんもらっています。


ある時、カナと二人で食事をとるため、小さなお店に行きました。

何も言わないのに店員さんがそっと子供用のお椀とスプーンとティッシュ箱をそばに置いてくれました。

お椀やスプーンはよくあることですが、ティッシュ箱は初めてでした。

とてもありがたかったです。

その時、特別に声をかけられた訳ではないけど、暖かい気遣いと暖かい見守りを感じました。


そして、カナが6歳の頃のある日 大学病院へ受診に行きました。

そこの休憩場所で休んでいると。

初老のご夫婦が、ジーッとこちらをガン見されていました。

その視線。

全然痛くないのです。

優しい目。

むしろ、『孫を見るような目』でした。

私も、ジッと見られているなぁと感じながらカナの吸引などしていました。


ふと、そのご主人を見ました。

私と目が合ってから、そのご主人が

『気管切開はされておられるのですか?』と言われました。


お孫さんが障害を持ってしまってること、来年地域の小学校に上がること、お兄ちゃんと同じ学校に行けて喜んでいること、などご夫婦が私に話してくれました。


県北からたまたま大学病院にこられたとか。

そのご夫婦も地域に自分達の周りに障害児がいなくて不安だと話されていて。

私も声をかけてくれてありがとうございました、と話して

もう会う事がないかもしれないけどお互いに頑張りましょう、とエールを送りながら別れました。



街で見ず知らずの人にかけられる言葉は、配慮にかけた辛い言葉もあるけれど

 健康だったら話すことがなかったかもしれない人達と会話したり、

他人の優しい気持ちに触れる経験もできます。


あー、日々カナのおかげて良い経験(勉強)をさせてもらっているのだわー、と思います。


今日は姪っ子と買い物に繰り出してきました。

クリスマスが近づき、ちょっとワクワク気分になってる地元駅前(笑)←ちょっとだけ。

買い物中何回か、車椅子の方を見かけました。

誰もガン見などしていませんでした。

当たり前の景色になってきてます。

(いいことだ!!)