【報告】連続学習会「全村博のこれまでとこれから」第2回(2021.4.27)
2021.05.17 07:51
4月27日、全村博を考える連続学習会の第2回「全村博のいまとこれから」を開催しました。
最初に3団体が活動報告をしました。
「中平の歴史を語る会」は地域に江戸時代の石臼があることを知らなかったことにショックを受け、歴史を知り、伝えたいと会を立ち上げました。昔の地域の暮らしぶりや歴史の聞き取りをし、冊子にまとめたことを報告しました。
「伍和歴史を知る会」は2018年に発足しました。江戸時代の道中記を読んで実際に伊勢神宮まで行ったり、その成果を寸劇として阿智祭で発表したことを報告しました。1960年頃のことを知っている人たちの話をもとに中心地の地図をつくったことを話しました。
「こまんばmachiプロジェクト」は駒場地区の歴史や古い建物を活用した取り組みを報告しました。この3月には空き家になっていた「坪屋」「亀屋」でイベントをし、たくさんの人が訪れたことを報告しました。
その後、全村博企画委員である林茂伸さんが「全村博のこれから」について話しました。林さんは「ガイドが案内し阿智村を見てもらう仕組みが必要。案内をして評価を受けることで次の学習への意欲がわく。そういう循環を作り、教育と観光を両立していくことが必要では。」と話しました。
フロアからは「他の地区のことは全然知らなかった。」「自信を持ってここに住んでいけるように村民へのガイドをしていくことが大事では。」といった意見がありました。
感想アンケートには「楽しむことが持続する力になっていると思った」「歴史を伝えていくことが自分たちにとっても、子供たちにとっても意義あること」といった声がありました。