【ポエム】ダレもいないセカイ
2015.11.13 14:59
ある日とつぜん、伝説の剣を拾ったつもりになって、君と僕は旅に出たつもりになって。
永遠に終わることのない歌を聴きながら、いくつも終わる時代を幾度もみてきた。
そんな君を眺めて僕は僕をみつけた、
そんな僕を眺めて君も君をみつけた。そんな時代をみつめて。
昨日、僕は自分が嫌になった、僕が僕であることに嫌気がさした、
君も君が嫌になった、君が君であることに不満を感じた。
だから、君は名前を捨てた。僕も僕を名乗ることをやめた。
自分が自分でない自由をみつけた、ナナシになって自由になれた。
誰もが自分でないセカイ、誰のコトバでもないセカイ。
これが自由であると信じた。誰のコトバでもない自由な世界。
このコトバは誰の言葉?その言葉は誰のコトバでもない。
そうさ、ここは自由なセカイ、誰も自分を嫌にならくて済むセカイ。
けど、このセカイに君はいない。このセカイに僕もいない。
ここは自由なセカイ、その自由なセカイに君はいない
その自由なセカイに僕はいない、ここは自由なセカイだから。
自由なセカイ、それはダレもいないセカイ。
誰も存在していないセカイ。
その自由なセカイにダレもイナイ。そこはただのダレもいないセカイ。
その誰もいない世界の自由は誰の自由?そこはただのダレもいないセカイ。