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【本祭レポート】11/27 コンペティションC

2016.12.12 09:00

本日は本祭3日目の様子をお届け!

まずは1プログラム目のコンペティションCです。


↓↓↓


11月28日(月)16:45〜

コンペティションC

●登壇ゲスト

 『The Road』 

 監督 Tsevelmaa Densmaa 

 『EDMOND』 

 エディター Nina Rac

『トオリ雨』 

 監督 稲田眞幹(いなだ まさもと)

通訳は岡嶋さんとエルカさんにしていただきました。

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3日目の1プログラム目はコンペティションCです。

残念ながら、『物語たちへ』の山中澪監督は、本日ご欠席です。


トークショーでは、まず実行委員 松井による作品講評を行いました。



『The Road』

過酷な撮影環境であると想像される中、全編を制作された撮影陣にまず魅力を感じました。そして家畜襲撃とそれを取り締まる警察とのたった数分のやりとりだけで、ここまで興味深い作品に仕上がっていることに驚きます。



『EDMOND』

自殺願望や人が人の肉を食べること(カニバリズム)などのぞっとするテーマを扱っているのに、穏やかな表情で死んでいく主人公の不思議な雰囲気に魅了されました。また繊細な男性の心理がフェルト人形によって、細部まで描写されていたことが評価できます。



『トオリ雨』

5分近くもカメラをまわし続ける中でうまれる、役者2人の親密な空間に心をからめとられる。この作品の即興演技はリアルな人間像を作っていると感じます。




次にそれぞれの監督へ質問を行いました。



・『The Road』監督のDensmaaさんへの質問!

Q「この作品を制作したきっかけは?」

A「私の親戚には遊牧民がすごく多いのですが、モンゴルでは家畜の襲撃が大きな社会問題となっています。そこでなんとかしたいという想いからこの作品を制作しました。」

Q「撮影環境での苦労や裏話はありますか?」

A「寒さは大丈夫でしたが、このロケーションを作るのにすごく苦労しました。ずーっと探していました」




『EDMOND』エディターのNina Racさんへの質問!

Q「フェルト人形1つ1つへ、顔をつけるなど編集はすごく大変だと思うのですが?」

A「人形の顔を描くのに5〜6人のアニメーターで2ヶ月もかかりました。全体としても締め切りギリギリで仕上がりました」

Q「この作品でカニバリズムを用いた意味は?」

A「もちろん社会的には認められていませんが、愛の中にはカニバリズムがありえるのではとの思いからこの作品の制作はスタートしました。」



『トオリ雨』の監督 稲田さんへの質問!

Q「この作品はかなり特殊な撮影をされたとのことですが、いかがですか?」

A「だいたい、1日につき4人くらいのスタッフで撮影をしました。元となるシナリオやセリフはなく、役者2人にアバウトなストーリー情報しか与えていません。」

Q「2人の男女は監督の思い通りの人物像になっていますか?」

A「キャスティングの時点で思い描いた人を選んだので、思い通りになっています。」



このプログラムでご登壇された3名の方はすごく知的で真面目な方ばかりで、作品に対して真摯に向き合ってこられたんだと感慨深かったです。