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【本祭レポート】京都企画

2016.12.12 10:00

本祭3日目のレポート、

続きましては

京都企画です!


先ほどと同様に

松井がお届けします✏️


↓↓↓


11月28日(月)19:25〜

京都企画

●登壇ゲスト

『Taste the Pain』

監督 正井啓介さん

『お姉ちゃんは鯨』

主演 田中志朋さん


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3日目の2つ目のプログラムは京都企画です。

このプログラムは京都で制作された学生映画を特集した企画となっています。

実行委員の松井がレポートを担当いたします。


MCの同志社大学1年生、森風音さんからトークショーがスタート!


まずは企画担当の中口よりそれぞれの作品評価ポイントを述べました。



『Taste the Pain』

「“嘘か真実か”というテーマを作品に巧く落とし込めていた点を評価しました。あえて作品内映像をカラー、作品内現実を白黒で映し出すことにより、作品内現実での精神のおかしい主人公の心象風景をうまく表現できていたんではないでしょうか。また、モノクロを中心に捉えるからこそカラーの異質さが引き立ち、モノクロの作品内現実にインクが混ざり合うかのようにカラーが侵食していくのは斬新で、虚実が入り交じる様を見事に視覚的に表現できていたんではないかと思います。」



『お姉ちゃんは鯨』

「全体を通しての主人公の塞ぎ込んだような鬱屈した演技がこの作品に深みを持たせている。言葉を用いない、視線(目線)での語りがすごく上手い。ひとりの少女の物語をうまく作品に落とし込んでいた。姉妹のわだかまりを鯨という大きなメタファーを使いうまく作品に落とし込んでいた」




全ては書ききれませんので、トークショーの中身を少しだけ抜粋します。


⇨『Taste the pain』について

中口「描きたかったことは何ですか?」

正井「後輩のシナリオから着想を得て、自分の感性をそこにつけくわえて、日頃の鬱憤みたいなものを出したつもりです。でも特に描きたいということはなかったです」

中口「こだわった点はありますか?」

正井「人間の会話のなかに存在する噛み合わなさやエゴというものを表現するために、撮影方法や編集をこだわりつきつめていきました」


⇨『お姉ちゃんほ鯨』について

中口「お姉ちゃんは鯨の制作現場や環境について教えていただけますか?」

田中「大学のプロジェクトに、島根にある隠岐の島で空き家を使ったものがあったので、そこに(村上由季監督を中心とした)村上組が撮影も兼ねて参加しました」

中口「演じる中で苦労したことは?」

田中「海が苦手なんです。泣きながら海に入っていました笑。あと、役作りのために日焼けをしました」

 


⇨お二方に質問

中口「現在の大学で映画を制作し始めた経緯を教えてください」

正井「日本の映画が合わないと思っていたので、日本で英語を学べる大学に進学して、海外で映画を学ぼうと思った。邦画では自分の欲しいリズムに出会えなかったので、海外でまずは勉強してそこから自分のオリジナルリズムを作っていこうと」

田中「大学の俳優コースにいきたくて、日本大学藝術学部と京都造形芸術大学を受験校に選んだ。いまの大学でたくさん良い出会いがあったのでよかった」


中口「監督と俳優それぞれに求めることはありますか?」

正井「ストレスが多い撮影現場で、一緒に良い雰囲気を作ってくれる人」

田中「作品に対して覚悟がある人。その人ならやりたいと思える人。」

正井「僕にはできそうですか?」

田中「はい。笑」


質疑応答の時間には、京都造形芸術大学のOBであるというお客様から素敵なご意見をもらいました。

「この2作品はすごく対極な作品でした。そして一般の大学に通われている方(正井さん)が、芸大生が作った作品であるかのような良いものを作るなんて。また、造形大の作品はすごくナチュラルで良い意味で芸大生っぽくないかのような作品。すごく実のあるプログラムでした、2人とも頑張って下さい。」


最後にお二方から告知です。


正井啓介さんは、最近制作された2作品をいくつかの映画祭に出すつもりであるとのことでした。

その2作品を見た京都企画の担当である中口が、絶賛しておりましたのでみなさん必見です。

詳しくは正井さんが所属されておられる「Black Linga Pictures」のtwitterアカウント

@BlackLinga

をご覧ください。


田中志朋さんは、来年の2月に京都造形芸術大学で卒業展示があるのでぜひお越しくださいとのことでした。詳しくは田中志朋さんが関わられている 「HOLE」という団体のtwitterアカウント

@hole_film

をご覧ください。


ご登壇された2人の雰囲気で会場は終始和やかなムードに包まれていました。

正井啓介さん、田中志朋さん本当にありがとうございました。