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国家的分断について(1)

2016.11.12 14:59

*これからは日本人が政治に関心を抱くようになる?

トランプ氏が次期大統領に決まったことによる日本への影響のなかで、ぼくが一番関心を抱いているのがマスコミも頻繁に伝えている通り日本の国防についてです。(トランプ氏は、日本の核保有の容認、在日米軍の撤退を示唆していたり、駐留費の引き上げを日本に求めている)

つまり、アメリカの核の傘によって担保されていた日本の安全保障が不安定になっているのです(報道を見ていると、撤退まではさすがにしないというのが大方の予想ですが…。ちなみに、ずっと前にも書いたけど憲法9条は、日本側から戦争を”起こさなかった”理由にはなっても、戦争が”起きなかった”理由としては十分ではありません。当たり前ですが、他国は日本の憲法9条を守る必要性がないからです)。

そのため、今後は日本の安全保障問題とセットで憲法改正に関する議論も高まってくるのではないかとメディアも予測しています。最終的には国民の直接選挙で決まる憲法改正手続きの性質上、今後は一部の政治家やマスコミだけでなく、国民ひとりひとりが政治的議論に前向きに関与していくでしょうし、そうでなっていかなければならないと思います。

*一方で心配なこと。。

それはたぶん喜ばしいことかもしれませんが、ぼくにはひとつ憂慮があります。

今回のアメリカ大統領選やイギリスのEU離脱問題に関する報道を見ていると、国家の深い分断を強く感じます。同じ国に住む仲間であるはずなのに相手に罵声を浴びせたり、暴力的なデモを行っている映像を見ていると、げんなりすると同時に「この人たち、政治にすごい深く関わっているな」って思います。

ぼくが言いたいのは、こうです。国民が政治に関心があればあるほど、国家が乱れるんじゃないかってことです。もっと言えば、国家を二分し互いに憎悪を深め合うんじゃないかって心配をしています。その点、今の日本は他の国々と比べると政治に無関心の人が大半(もちろん確証はないですが、肌感覚で)で、それが理由なのか国内はいたって平和です。そこで極論すると、国民を政治に対し、無知・無関心のままにさせておく方が、少なくとも国内情勢に関しては平穏を保てるのではないか、っていう仮説が成り立つとぼくは思います。

しかし、冒頭で述べた通りトランプ大統領就任を機に日本の国防問題(→憲法改正問題)はこれまで以上に俎上にあがるはずであり、国民の政治的関心も高まることが予想されます。それは、日本でも国家的な分断を生む引き金になるんでしょうか。

国家的な分断を引き起こしてでも国民レベルで議論を行わなくてはいけない問題が必ずあるに違いない、とも思うのですが。。そう考えると政治はすごく難しい。