Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Write It Down

カウンターカルチャーの脆弱性

2016.12.06 15:08

アメリカにおけるベトナム反戦運動、公民権運動、ドラッグやフリーセックスを象徴とするヒッピー文化。日本における60年70年安保に付随するかたちで発生したマルクス主義的な学生運動・左翼運動。また、それらと精神を通わせる文学や音楽などの芸術なども含めいわゆるカウンターカルチャーと称されることがよくあります。それらは、しがらみや規律を嫌い自由を求める若者にとって、大きな求心力を持ちました。

今回は、「反権力「反体制」という姿勢から生まれたカウンターカルチャーを分析し、カウンターカルチャーに対するカウンターとして、ぼくなりのカルチャーのあるべき姿について書きます。

とは言いつつも文章が長すぎても退屈なだけだと思うので、簡潔に言う。反権力・反体制のいわゆるカウンターカルチャーの弱さとは、自立できない点にあると思う。かれらは、反権力と言うくらいだから、権力が存在することが前提となっている。つまり、権力や体制が存在していなければカウンターカルチャーも存在し得ないという他者(権力・体制)依存に陥ってしまっている。その点において、権力が変わればカウンターカルチャーのスタンスも変わらざるを得ないという脆弱性がある。

だから、本当に目指すべきカルチャー像は、権力や体制、さらに世俗から超越したものだと思う。それは、だれの関与も受けず、だれからも存在を規定されない自立した文化であると思う。