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看護師・保健師等の専門職人材確保と訪問看護サービスの必要性について

2021.05.18 06:00

2021年3月会議一般質問では、より専門職員の人材確保について質問しました。前回の一般職員についてのワークライフバランスについて質問したところ、専門職員さんからも指摘をいただき、専門職員さん数名にヒアリングを重ねて質問したものであります。

質疑応答動画はこれです。


質問事項:看護師・保健師等の専門職人材確保と訪問看護サービスの必要性について

本町は高齢化率が県下トップである。医療資源が限定的な本町においては、看護師や保健師といった専門職の存在はとても重要である。にもかかわらず、少人数による過酷な労働環境等にさらされている。このままでは、住み慣れた自宅で最後を迎えたいという切なる希望はもとより、町内施設で亡くなりたいという願いさえも叶えられなくなる恐れがある。

(1)看護師や保健師の早急な確保についてはどのように考えているか。単に募集情報を掲載するだけでは効果が無く、離島にまで来てもらう条件整備(住居、ファミリーサポート等)が必要ではないか。「ひとり親地方移住支援ネットワーク会議」自治体などを参考に、積極的に受入条件を整えるべきではないか。

(2)複数の仕事を組み合わせて雇用できる「特定地域づくり事業協同組合」を本町でも早急に立ち上げるべきではないか。

(3)とくに看護師の働き方についてどのように考えているか。過去の離職の理由を示して欲しい。また、現場の意見を聞いて柔軟に迅速に対応しているかどうか。

(4)「小値賀町医療保健技術者等奨学資金」の現在までの実績と評価・課題を示して欲しい。

(5)現在、本町では在宅看取りをおこなうことは難しくなっている。誰もが住み慣れた自宅で最後を迎えたいとは思っており、また入所や入院を圧迫しないためにも訪問看護サービスは必要である。また、障がい者支援にも同サービスは必要であり、「死にがい」には大変重要なサービスである。県内では時津町と本町だけ訪問介護サービスが無い。町として実現に取り組むことはないのか。長野県川上村は、「村は屋根のない病院ー保健・福祉・医療・介護の一体化一元化ー」というヘルシーパーク構想を進めている。今こそ小値賀モデルをつくりあげるべきではないか。

(6)診療所が移転した後の健康管理センター二階の利用方法について説明いただきたい。地域包括ケアシステムや訪問看護ステーションが入るのはどうか。

愛知県「イクボス取組事例集」より