朝日新聞社等への抗議文(井上英治)
当サイト代表の井上英治が、5月10日、朝日新聞社と埼玉新聞社にそれぞれ抗議文を送付いたしました。こちらではそのうち、朝日新聞社の抗議文を全文掲載いたします。
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2021年5月10日
朝日新聞社殿
訂正、謝罪を求める抗議文
春日部市議会議員
井上英治
貴社は、今年4月8日付佐藤純記者の署名入り記事で「性的少数者巡る春日部市議発言 謝罪求め市議会に署名簿提出」の見出しを付け、「1025人分の署名」を議会事務局に提出した、と報道しました。そこで、4月28日に以下の問題点を佐藤記者に質しましたが、明確な回答を未だ受けていません。そこで、本年6月末必着にて、議会事務局経由で御社の明確な回答を書面で頂くよう申し入れます。もし満足な回答が得られない場合は、虚偽報道、名誉棄損で訴え、賠償金と訂正記事の掲載を求めますのでご承知おき下さい。
1、記事では「1025人分の署名を提出」と書かれていますが、「提出された物を見ましたか?」と4月28日に電話で佐藤記者に問い合わせたところ「少しだけ見た」との回答でしたが、「町名や地番、電話番号、押印」等がない物や、一見してあり得ない住所を書いている物でも署名に値する、との認識なのか貴社の見解を伺いたい。
2、記事の中では、「差別発言を許さない取り組みをそれぞれ求める1025人分の署名を、議会事務局に出した」と書かれていますが、私の発言のどの部分が「差別発言」なのかを明らかにして下さい。昨年11月11日の合同記者会見の際に、私は「差別したことも、するつもりもない」とのペーパーを配布し、御社の記者も出席していました。であるのに、今回の記事では、何をもって「差別発言」と決め付けるのか。一方的に「レインボーさいたまの会」の言い分だけを記事にしたことは、偏向記事ではないのか。貴社の見解を明らかにして頂きたい。
以上
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朝日新聞社と埼玉新聞社からの誠意ある回答を期待したい。