鏡の前で舌を出してみましょう
鏡の前でべーって舌を出してみてください。
当てはまる項目はありますか?
・いつもより舌がボテッと膨らんでいる
・舌の縁に歯の跡の凸凹がある
・舌の苔が白っぽく厚い、または黄色く粘り気がある
どれかが当てはまっている方は、これからの梅雨の時期に注意が必要です。
また、そんな方はおそらくこんな症状もあるのではないでしょうか?
・疲れる、疲れやすい、やる気が起きない
・体や頭が重たくてだるい
・下痢っぽい
・手足がしびれる
・膝が痛い、足がむくんでいる
・尿が黄色っぽい
・汗がベタベタする
・めまいや耳鳴りがする
実はこれ「湿気」が悪さをしている状態=「湿邪」のサインなんです。
特に湿度が高くなる梅雨の時期に不調を訴える方が多いのですが
季節に関係なく自分が「湿邪」に侵されているとは気付いていない方もいます。
「湿邪」は重たくてドロドロネバネバしたようなもので様々な悪さをします。
特に胃腸に溜まりやすく、消化吸収の邪魔をします。
こうなると食欲が出ない、何を食べても美味しく感じない、胃もたれがするなどの
症状が現れます。
食欲が無いのでせめて水分だけ摂ろうとすると、さらに胃腸に負担がかかるという悪循環に
陥ってしまうのです。
こんな時に一番やってはいけない事は、胃腸を冷やす事と水分を摂りすぎる事です。
キンキンに冷えた生ビールを何杯も飲む
生野菜や刺身など体を冷やす物を多く摂りすぎる
のような事はオススメ出来ません。
ではそんな「湿邪」で困った時におすすめの食材は何でしょう?
枝豆やそら豆などの豆類は体の中の余分な湿を取り除いて
胃腸の消化吸収能力を高めてくれる食材です。
生ビールのお供に枝豆が定番なのも納得ですね。
その他には「トウモロコシのびげ」
毎日お茶にして飲むと余分な湿を追い出してくれます。
是非ともこちらの「滲~SHIN~」をお試しください。
「湿邪」というのは割りと厄介者なので、不調が続く場合には漢方薬をお試しください。
梅雨の時期の不調なんて西洋医学ではどうにもなりません。
そんな時には漢方のチカラを借りてみてください。