木にまつわること
【伐採】
昔から木を伐ると病人がでる、災いが降りかかる等々まことしやかに言われていますが、その真相はケースバイケースです。
不運に見舞われるか否かは、伐採の動機がいかなるものか。
例えばマンションや施設建設のため太古から在る木を伐採すれば、自然霊の怒りを買うことになる可能性は大いにあります。物質主義者が利益を目的として自然を破壊するわけですから当然の報いでしょう。
倒木の危険性があるから等の正当な動機であれば、自然霊も理解してくれることでしょう。しかしその場合でも、伐採前に木に向かって動機を説明して謝罪と敬意を示すことです。
そして根本に塩と日本酒を撒いてお清め後に伐採しましょう。
特に桜の木と実のなる木(柿やビワetc.)はより注意が必要です。
【窓木】
途中で幹が二つに分かれ、再びその幹同士が繋がっている木。それを「窓木」と言います。
特殊な形状なのであまり目にしませんが、窓木には昔から「山の神」が宿ると言い伝えられており、伐採は忌まれるものでした。
窓木は神社など神聖な土地に生えていますが、稀に公園や一般家庭の敷地にも在るようです。
【ひもろぎ】
玄関前に生えている木を「ひもろぎ」と呼びます。
ひもろぎは神様のエネルギーを宿す役割があり、その木が家を守り幸せを運んでくれます。
田舎の庭付きで大きな家なら立派な大木が生えているかもしれませんが、都会やマンション住まいの場合にはひもろぎは無いでしょう。
そういった場合は、「門松」を買って玄関前に置くと神様の拠り所となります。
門松は豪華なものでなくとも、年末に売り出される簡素なもので構いません。
【草木成仏】
仏教で草木成仏(そうもくじょうぶつ)という教えがあります。
これはお釈迦様が晩年説いた真理で、草木にも魂があり人間のように成仏することを説いています。
これはスピリチュアル的にも正答。
草花や木などの自然物には「自然霊」が宿っています。彼らも人間と同じ一種の生命体。
魂の進化順では鉱物→植物→動物→人間の順に進化していきます。
記憶にないかもしれませんが、私たちの魂は人間に宿る以前、過去に植物として地球上に存在していたのです。