CUTTERS
お久しぶりです。店主です。
さて、先週の12月5日。栄はナディアパークにて「cutters」なるヘアショーに参加してきました。
cuttersとは以前僕が所属していたサロン「Angelica」「giulietta」「YENN」、そしてそこから独立したOBサロンである「rire」「aimant」そして我らが「green」の６サロンで結成されたユニットです。要は「同じ釜の飯を食った」仲間です。
元々は「giulietta」の10周年イベントとしての企画だったはずなのですが、僕たちの師匠である岩田オーナーからOBサロンと一緒に何か面白いことやろうぜ！っていう提案があり誘っていただいたわけです。
3月くらいからミーティングを繰り返し、半年近くモデルハントして、10月からはほぼ毎晩チームで集まって練習、ミーティングを繰り返しました。文字通りcutters一色の年になりましたね。
それではショーの内容を紹介しましょう。
５チームに分かれてそれぞれのテーマに沿ったショーが繰り広げられます。他のショーと一味違うのはお店ごとに分かれるのではなく、6サロンのメンバーがシャッフルされた混合チーム。同じDNAを持った集団ならではです。
最初のステージのテーマは「コンテンポラリーダンス」
僕、早くも登場です。目がヤバいですね笑。
目玉はなつみさんによるバイオリンの生演奏！「パガニーニアーナ」という難解な曲で取り憑かれたかのようにカットする。という少し前衛的なステージです。
曲は「G線上のアリア」に。フリンジ状に残した髪がそよ風になびきます。
そしてこちらがステージ後。少しアヴァンギャルドなヘアスタイル。
この独特な衣装はgreenのお客様でもあるさっちゃんに作ってもらいました！
次のステージは「クランプ」がテーマ。LAのアンダーグラウンドカルチャーで、ギャング達が銃の代わりにダンスで闘う。というものです。
クランプチームはヘアカットで競い合うバチバチのステージを見せてくれました。
そしてこのステージにはダンサーも登場。激しい音楽とともに会場は盛り上がります。
インパクト大なこの衣装はデニムを何本も何本も裂いて作ったオリジナル！製作に何日掛かったのかもはや誰にもわかりません。
次は女子チームによる「民族」ステージ。
先程の激しいステージとは打って変わって、穏やかな優しいステージです
カットが終了。華やかな衣装をお披露目。そして帽子を乗せていきます。
シンプルなモノトーンの世界から一変。色という色を使ったこと衣装もなんとオリジナル！！
才能って、潜んでいるものなのですね……(白目)
フィナーレでの民族モデルズ。もうリトルワールドですね。
そして次のステージテーマは「エロス」
ある意味最も変化球なステージでした。
3人のワルがセクシーな美女をカット(死語のオンパレードだな……)
注目は普段のキャラからは想像しえない岩田オーナーの姿w
いやぁ、役者っすね師匠。
こちらの演目は演技力がかなり問われますがモデルさんたちもばっちり妖艶に演じてくれました！
そして最後のステージ。テーマは「バレエ」
無垢な雰囲気はショーの締めくくりにぴったり……と思いきや……
純白のカットクロスを外すと中からは真っ黒な衣装が。
リストの「超絶技巧練習曲(マゼッパ)」にのせて3人のスタイリストが美しいフォームでカット。まさに王道のステージング。
そしてなんとモデルさんはバレエダンサー。強めのエレクトロミュージックにのせた踊りは先進的でありながらこれまた王道の美しさ。
フィナーレは全スタイリスト、モデルがステージに登場。本当はこのほかにも衣装や小道具やいろいろ働いてくれたサポートメンバーのみんなもいるのですが、運営の関係でこれだけ。
でも本当に裏方のみんなは良くやってくれたと思います。誰か一人でも欠けたらこの素晴らしいショーは無かったと思います。
これにて今回のCUTTERSのヘアショーは終了です。
CUTTERSメンバーは次へ向けて充電開始ですね。greenも乗り遅れないように頑張らなくちゃ！