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相模原の学校給食をよくする会

議廻奇譚11 にしや克己議員

2021.05.23 06:00

議廻奇譚、11人目はにしや克己議員です。

相模原市議会ホームページより

3期目

会派:公明党相模原市議団


 残念ながら公約の中には「給食」の文字はありません。「全世代型の最強サポーター」とあるように、議会での質問内容は多岐にわたっていましたが、学校給食の方式や内容に関する発言は見つけられませんでした。


 西家議員の公式ホームページには「公明党神奈川県本部重点政策」も載せられていたので、そちらに「給食」の文字があれば相模原市議団としてももっと力を入れてくれるかも?と期待して見てみましたがこちらにもありませんでした。

 神奈川県は全国的に見ても中学給食貧弱自治体、完全給食実施率は全国平均93%に対して45%です(文部科学省学校給食実施状況等調査-平成30年度結果)。子育て支援や教育の充実としてはもちろん、福祉の面から考えても重点項目だと思うのですが、公明党神奈川県本部としては重要度は高くなさそうです。今後に期待したいです。


 さて、定例会でも委員会でも特別に給食の方式やあり方についての発言はありませんでしたが、西家議員は昨年度、市民文教委員会で川崎市の南部学校給食センターの視察に行っています。

 委員会の視察については市議会だよりにも載りますが、視察がどう生かされているのかよく分かりません。この視察については令和3年2月定例会議号に載っています。私たちも市民文教委員会の委員の皆さんにアンケートをしましたが、新年度委員会のメンバーががらりと変わってしまったので少し心配です。


西家議員は前年の同時期にも給食センターの視察に行っていました(この時は市内の城山給食センター)。

この時のツイートでは「中学校給食のあり方についてはコストを含めた様々な視点からデリバリー方式とセンター方式、親子方式との比較検討も必要ですが、大切なことは子ども達の将来のための更なる食育環境の充実です。」とのコメント。日頃から相模原市の方式は本当に子ども達のことを考えていると言えるか、食育もできているのか?議会でももっと真剣に考えてほしいと思っていた私たちには、これがどういう意味なのかちょっと分かりません。どのように食育環境を充実させていけると考えているのか知りたいです。

城山給食センター視察の様子が公明新聞の記事になったというツイートもありました。岡本議員も中村議員の姿も見えるので、この時は委員会ではなく会派での視察だったということでしょうか。その後会派としての中学給食についての検討は進んだのか、気になります。他自治体の事例研究から、みんなが食べられる給食を実現する方法は見つかったでしょうか。


 ところで、私の子育て世代の知り合いの中には公明党の支援者だろうなという人が数人いて、議員さんとは話しやすい近い関係がありそうなイメージがあります。道路の危険箇所の相談に素早く対応して改善した、というようなツイートをよく見かけるのも公明党。

ということは「中学校給食を小学校と同じようなみんなで食べる温かいものにしてほしい」なんて声が多く届けば動いてくれるかもしれませんね。公明党の議員さんとお話しする機会がありましたら、ぜひ声を届けてみてください。(もちろん、公明党以外の議員さんにも機会があればぜひ。)