「Rz50 純米吟醸 生 Dry Evolution」・「Rz50 純米吟醸 生 Sweet Emotion」
左:「Rz50 純米吟醸 生 Dry Evolution」
(両関酒造株式会社/秋田県湯沢市)
日本酒度+9.0度と、辛口の中でもかなりの辛口。辛い中にも旨味がどっしりと腰を据えていて、“旨辛口”が存分に表現されています。
シャープなキレとさっぱりした後味は、酒米「五百万石」の良さが全面に出ていますね。
ちなみにファンの間ではこの「Dry Evolution」を、ドラエボ、と呼んでいます。
〈価格〉
720mℓ 1,850円/1.8ℓ 3,700円 (どちらも税込)
----------
右:「Rz50 純米吟醸 生 Sweet Emotion」
(両関酒造株式会社/秋田県湯沢市)
日本酒度は-2.4度。柔らかな果実香と、心地よく穏やかな甘みが広がる“芳醇甘口”が堪能でにます。
両関さんの人気酒「花邑」や「純米吟醸翠玉」などより、華やかさや甘さは控えめな味わいです。「特別純米翠玉」のような程よい甘みとキレの良さも同時に楽しめるお酒かな、という印象でしたが、個人的には「花邑 陸羽田」に近かったです。
なお、こちらはスイエモと縮めずに、そのままスウィートエモーションと呼ばれています。
スイエモって呼ぶんでしょうか?どなたか教えてください。
〈価格〉
720mℓ 1,850円/1.8ℓ 3,700円 (どちらも税込)
【小川屋スタッフから】
Rzシリーズは「翠玉」や「花邑」と並ぶ、両関さんの日本酒専門店限定品です。
去年までのRzシリーズは、青字の「Summer Evolution」、オレンジ字の「Summer Emotion」に続き、紫字の「Dry Evolution」、ピンク字の「Sweet Emotion」の4種類でした。
それが今年からは、今日ご紹介した厳選の2種に変わり、720mℓはプリント瓶に進化して登場。プリント瓶は涼しげで夏向きですね。
私個人は、去年までの「ドラエボ」の目の覚めるような辛口が好きでした。
両関さんは、華やかで上品な甘みを持ち合わせた旨口タイプを多く作られているので、旧「ドラエボ」は異彩を放つ存在だったんです。ファンからも一目置かれていたことでしょう。
新生「ドラエボ」も旧「ドラエボ」に引けを取らず、素晴らしい完成度です。ぜひ一度お試しください。
今は甘口や旨口の流通が多くなっているので、辛口を紹介できて嬉しい限りです。
そして、甘口の新生「スウィートエモーション」。こちらも両関さんらしい甘みと旨味のバランスが取れているお酒です。
芳醇な甘口がお好きな方は、ぜひ飲んでみてくださいね。
----------
年々進化を続けるRZシリーズは、精米歩合が55%を50%に、特別純米酒から純米吟醸酒に。既存のお酒に変化を加えてより良いお酒を作っていく、真摯な姿が伺えます。
両関さんのお膝元は湯沢市で、当店から両関さんまでは車で1分弱の距離です。
全国限定酒特約店でも(おそらく)当店が最速入荷では?
今朝9時半に入荷したので、当店でもキンキンに冷やして皆様のご来店をお待ちしています。
今年の進化した2酒類の「Rzシリーズ」を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。