金カム279話俺の手柄。
※我が家の庭で時々ノラ猫がそそうをします。臭いので今度ピレパラ〇ース撒いてやろうかと思います。
どうもこんにちは。
雨ですね。雨と言えば「はじまりはいつも雨」とか「雨」(中西保志さんのほう)とかとっても平成なんですけどすごく聴きたくなります。聴いてます。泣きたい。
さて今週の金カムは雨は降っていませんが「雨」で前が見えないよ的な内容です。
・家が貧乏で軍に入れば飯だけは食えるからと弟を誘った菊田。
日清戦争では戦死よりも病死が多く弟藤次郎も死なずに済んだ、俺が殺したようなもんだ。と自分を責める菊田。
・陸軍に入ろうかと思ったきっかけは菊田さんだけど最後は自分で決めた、恨むわけない、と杉元。菊田の弟の軍帽を被る。菊田には弟藤次郎に見えた。
「もう自分を許して前に進んだら?」そう語ったように見えた。
杉「それに俺はめったに死にません。不死身ですから」(天才ですからby桜木花道)
・軍帽はお前にやるよと別れる菊田。
花沢勇作には令嬢との選択肢があると伝える杉元だが勇作の件は陸軍全体の問題になっており菊田の軍の立場も危うい。花沢勇作の事は忘れろと。
陸軍で会ったらはじめましてから仲良くしようぜ、またな、ノラ坊と言って街の中へ消えていく。
・陸軍第一師団長の奥田中将に呼ばれた菊田。
第七師団へ転属(理由は自分で考えろと言われる)
鶴見少尉にとりいって中央に報告せよ
鶴見少尉が暴走しないか監視せよ
菊「その者は?」菊田の後方に立っているのは尾形。
貴様と同じだ、共倒れを防ぐために独自に動け
お互いの邪魔だけはするな
こうして中央のスパイとして菊田と尾形は別々に行動することになる。
・激戦だった二〇三高地(一九〇四年)
軍人の死体だらけの中、ぼろぼろの杉元が立っている。目の前では勇作が脳天を撃たれ倒れている。周りは勇作殿と嘆く仲間が集まる。(外套を着た尾形の姿も?)
勇作の暗い目が大きく見開いた。青い目だ。どこかで見た…
・機関車の客席で目が覚める杉元。
皮の暗号を解いている最中だった。
皮にはホロケウオシコニの音を表す漢字が4文字以上ある。
(ホロケウオシコニ以外は囮)
同じ音の漢字同士、皮と皮を重ねることが出来る。
アチャが作った金貨の文様十字の線は人皮に共通。
(どの線にも交わらない線)重要な意味があるのでは?
アシリパの推測でした。
・漢字を知らない娘に漢字の暗号を散りばめたのは何か意味があるのか?
和人と共に協力して、という意味なのか(土方談)アイヌの為に和人を利用してやれともとれる(白石談)
・ノラ坊が不死身の杉元…。日露戦争の英雄、彼の活躍で結果的に多くの日本兵の命が救われたか。あいつが陸軍に入ったきっかけは俺。俺の手柄かな。とほくそ笑む菊田。
一方、杉元は菊田でも本気で戦わなければならないと決意。
教会のなかへ入った菊田。鶴見が暗号を解いたようだ。
「解けた」
これが金塊の在り処…?(菊田)
汗ばむ一同。鯉登が緊張している。
これで金塊争奪戦が終わるのですね(二階堂)
この二階堂の返事に鶴見はいやいや、本番はこれからだと拳銃を取り出す。
菊田の胸に2発撃った鶴見。
以上です。
杉元過去編は大体5話で終わりでしたね。長い。単行本に収めるお話と展開、話数を作者はいつも考えているそうで。…それがいいのかわかりませんが、もっと短くまとめられそうなのになって思います。…もう寄り道はいいから暗号解読して早く金塊見つけてくれって。
杉元の帽子はなぜいつも脱がないのか問題ですが(個人の感想です)
犬童のそっくりさんと同行してバレて飛行船乗って逃げる場面ありましたね。あの時の杉元は帽子取ってましたが途中でアシリパが帽子かぶせてあげました。
杉元さんは帽子取ると割と普通のおでこで誰?状態なんですね。だから帽子はかぶらないといけない。承太郎だってカッコよく目深に帽子かぶってなんぼなんでね。知らんけど。
でも裸に帽子はヘンタイ紳士です。(作者はセクシーだからとか言ってたような)そこにアシリパと言う少女を抱っこするのなんて警察案件です。おまわりさーん、こいつです。明治で良かったね。知らんけど。
頑なに脱がなかった杉元の帽子。海中でも暗闇でも吹雪でも。それには訳があった。
世話になったノラ棒隠しでもある菊田さんの帽子だから。菊田の弟分というわけか。
私はてっきり亡き親友の寅次の帽子だと思ってたんですが。菊田かい!ソウジャナイ感…。
暗号解読が進んでますが鶴見のほうが解けた!と言ってますが本当でしょうか。もしかしてスパイの菊田の反応を見るために解いて無いのに解けた!と言ったのかなって。考えすぎか。
菊田がスパイと言うのはもう最初からバレてるんじゃないか説。
第一師団長から命令の第七師団へ、それも鶴見の傍へ。鶴見にも金塊を探せとは言ったがその見張り役として菊田を付けた、と。スパイ尾形も付けたけど尾形は何かを察知したか鶴見から離れて金塊を探る方向へ。土方側が有利と思ったのかな。鶴見のそばにいるといいように利用されて挙句は殺される。
尾形にはスパイ以外に独自の考えがあるのかも。中央には従う格好だが…樺太での尾形の行動がよくわからん。そうまでして目を失ってまで達成しないといけないものとは?
やはり鶴見や中央に何か恨みがあるのかな。
敵をしっかり倒すには急所に2発撃つことだそうです。
FPS、アクションゲームとかで知ったんですが確実に仕留めるには2発だそう。なので鶴見さんの拳銃は連射がきくんですかな。しっかりと菊田の胸、心臓付近を貫通してます。角度変えて。弾は肉体に入ると角度が変わるらしい。
菊田の体には鹵獲したナガンを身に着けているんですが…ナガン貫通したのかな。えー
イポプテ君は刃物が守ってくれたけど菊田は…
撃たれた菊田を見て次は我が…と鯉登は思っただろうか。
優しい人を次々殺していく漫画だよほんと。
鶴見は最後殺されるのかな。殺されるだろうな。(妄想です
★最後にオマケ絵★
尾形と菊田がすれ違ったとき、互いにどう思ったんだろうか。
菊田が最後に尾形を見たのは日露の時だと思うので今のツーブロックに片目に頬の傷跡見て変わったなーって思うでしょうね。こいつなりに色々あったんだな、と。
尾形は菊田の事をまだ生きていやがるとか思ったかな。(鶴見側にいて)
セクシー上等兵とダンディ特務曹長め…(;´Д`)