給料よりも休みが欲しいのは、1つの事にこだわりたくないからでは?
僕的には当然とずっと思って行動している事なのですが、最近、とくにゆとり世代といわれている方々、とくにゆとり後期の方々に多い傾向ですが、1つの事だけに囚われたくないという事。
このポストを見て、あぁそうだよなぁと感じたのですが、
高く評価されたければ、「専門知識を身に付けろ!」というものがいかにリスキーなのかという事。専門知識を身に着けてプロフェッショナルになったとしても、ブラッシュしたり時には捨てて別の道へいかなければ、淘汰されて、さて困ったぞ市場価値ないぞという事になるわけでして。やっぱり、〇〇しか知らない人っていうのは相当リスキーな生き方なのかもしれないなと感じるわけです。もっというなれば、これは僕自身がよく考えて動いている事ですが、
「人間、何が当たるかなんてわからないわけだから、可能性のあるものは、何でもやってみて、どれかあたればいいよね!」
っていう事こういう考え方がおそらく今の若い世代に入ってきたのかもしれませんね。単に飽きっぽいっていうのもあるかもですが。
それに、絶対的に安心安定な生活って、もうないでしょ?公務員ですらこれからもっと厳しくなってくると思いますし。であれば、1つの事だけではなく、いろいろな世界に足を突っ込みながらその中で自分の価値を、自分のやるべき世界を見つけていく、そういう過渡期に入っているからこそ、
給与より休みが欲しいというような世界になって、それが重視されるような傾向になっているのだと思います。
自分はこの道で生きる!という人はそりゃ同じ場所で長くしっかり働くし、まだまだ探し中の人は、いろいろな道を探しながら渡り歩くわけだし、実際このポストでまとめられている中でも、著名な経営者や有名人ですら2つ3つ肩書というか違う世界を持っているわけですし。そりゃそういう方々が増えれば、休み重視とかそうなりますよ。
実際、アルバイト系の求人の世界でも、週1とか週2での勤務の求人広告が大半になってきましたし、WワークOKだとかそんな風にもなってきています。実際、飲食店で働くアルバイトの女性にも取材してみましたが、同じ飲食店だけれども2~3社掛け持ちでした。理由を聞いたら、「いろいろな世界、やり方を見てみたい」との事。1つの世界に縛られたくないという事を肌感で感じているのでしょう。
であれば、いくつもの働き方の形を用意したり、
そうでなければ、働く場所としての魅力を磨いたり、
ここで働きたいと信じさせる何かを伝えたり。
そういう動きが企業には本当に必要になるであろうし、
これができなければ、若手雇用はより一層難しくなると思います。
世の中、これからぐっと変わっていくなって実感しています。