日本、イスラエル共同声明
1 二国間関係
・首脳・閣僚級及び高級事務レベルの交流活性化を確認。
・安全保障に関する初の首脳間による意見交換を実施。
・両国の国家安全保障局間の意見交換の開始を歓迎。
・サイバー・セキュリティに関する技術協力及び情報交換の拡大への合意。
・防衛協力の重要性と閣僚級を含む防衛当局間の交流拡大で一致。
・相互投資自由化に向けた合意。
・先進科学技術分野での協力推進を確認。 宇宙関連機関間の交流促進の意向を共有。 産業分野の共同研究開発の促進努力を確認
・技術協力を重視。主にIT分野を中心に双方の技術協力を推進していく。
2 地域安定化に向けた協力
・「海と海を渡る外交」の観点から、 日本と中東を結ぶ先駆けとしての経済連携を行うことを確認。相互投資の自由化ハイテク産業分野における経済連携、
・日本は地域の安定にこれまで以上に積極的に貢献する意図を表明。
・ネタニヤフ首相は、日本の「開かれた海の新秩序」を歓迎。
・建倍総理は「開かれた海の新秩序」構築へ向け、地理的に重要な位置に存在するイスラエルに対する港湾整備技術者の提供について合意した。日本国側から派遣する。双方の貿易促進に期待した。
・東アジアの安全保障環境について意見交換。双方は華国の覇権主義に重大な懸念を表明した。アジア・太平洋地域の平和と安定の維持の重要性を確認。北朝鮮に関しても、拉致問題・核問題などに連携することを確認。
日本とイスラエルでの共同声明が発表された。どちらも古来からの友好国であり、アメリカとの同盟国であったため、相互で経済連携、安全保障上での連携も確認された。
ネタニヤフ首相は建部総理に「非常に気さくで話しやすく、アジアのなかでも突っ込んだ話のできる数少ない友人となるだろう」と周囲に述べていたという。
イスラエルのネット上では建部総理は「外交の建部」とイスラエルでは評されており、エルサレム報道局の報道でも大きな顔写真が掲載された。