戸隠の学び -先天の三種の大祓-
https://utyuu-no-housoku.hateblo.jp/entry/2021/01/13/200002 【戸隠の学び -先天の三種の大祓-】より
※この記事は2020年の学び(開運方位鑑定をやる理由)からの分離記事になります。
トピックが多かったので分けました。
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先天の三種の大祓
サムハラ神社について色々調べていたら、丁度ライオンズゲートの8月8日に撮影された動画が出てきた。
見てみると「先天の三種の大祓(せんてんのみくさのおおはらえ)」という祝詞が唱えられていた。
この祝詞を聞いていて驚いたのは、
数年前に「先祖に感謝し、その存在を慰める祓詞で、先祖の影響をすべて祓い、人生がスムーズに進むようにしてくれる祝詞」だと聞いて、
三種祓というものを毎日仏壇で唱えていたが、
この「先天の三種の大祓」は、それに加えて自分が鑑定でも使っていて馴染みの深い、十干・十二支・八卦が出てくることだった。
三種祓
とほかみえみため
とほかみえみため
とほかみえみため
祓い給い清め給う
先天の三種の大祓
早速、近所の八幡神社で、この祝詞を唱えてみることにした。
サムハラ神社で祝詞を唱えていたのは関西在住の川島さんという方らしいけど、
他の動画を見てみると、これまでの魂の記憶や因縁因果の話しとも繋がる話しをしていた。
再掲
先天の三種の大祓
宇宙の大いなる意志 大調和に基づく天命もちて
とってもありがたい先天の三種の大祓を称え奉る(となえまつる)
トホカミエミタメ
甲(きのえ)乙(きのと)
丙(ひのえ)丁(ひのと)
戊(つちのえ)己(つちのと)
庚(かのえ)辛(かのと)
壬(みずのえ)癸(みずのと)
祓ひ給ひ 清め出給ふ
トホカミエミタメ
子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
祓ひ給ひ 清め出給ふ
トホカミエミタメ
乾(けん)兌(だ) 離(り)震(しん) 巽(そん)坎(かん) 艮(ごん)坤(こん)
祓ひ給ひ 清め出給ふ
「オモイカネ」、「吾道氏」で調べていたところ、一冊の本を見つける。
その本の中に、「トホカミエミタメ」についての記述を発見。
失われた奥義 縄文古道の よみがえり オモイカネの謎を追って突き止めた《ヒソギとミソギと日月の秘儀》
目に飛び込んできたのは、オモイカネが知って動かしていたものそれは宇宙の心を読み取る超太古の「神ながらの道」そして「トホカミエミタメ」という失われて久しい天皇家最高のコトタマ秘儀だった!?という、すごい内容だった。
以下、「失われた奥義 縄文古道の よみがえり オモイカネの謎を追って突き止めた《ヒソギとミソギと日月の秘儀》」からの引用
大成経によると、古代六家とは、吾道、物部、忌部、卜部、出雲、三輪の六家となっている。
聖徳太子が彼らの秘匿していた家伝を提出させ、それに天皇家が保有していた秘伝を加えて共通語の漢字で編纂したのが、『先代旧事本紀大成経」だと主張している。
その頃既に、儒教や仏教、道教などがどっと侵入し、このままでは古来の伝統思想が埋没してしまうと心配した聖徳太子が、部下の秦河勝に命じて編集させたと序文には書かれている。
吾道家は、六家の中で最高の格式を誇っていたにもかかわらず、伊那地方に下ったため、中央政界から姿を消していった。
こうして、吾道家が継承していた神人不二に至る秘法が失われ、代わって、理論好きの卜部家が鎌倉時代から頭角を現し、忌部や出雲、三輪を押さえ、江戸時代には全国の神職の免許状を独占発行するくらいまで増長していく。
卜部は、京都の吉田山に総本宮を持っていたので、これを吉田神道と呼んでいる。
トホカミエヒタメは、クニトコタチさんのヤクダリ子、八人の子供とされている。
この八音の意味するところは、東西南北はじめ八つの方角を指し、また一年を八つの時節に分けそれぞれの時節を指すとされている。
つまり、時と処を調えてくれるはたらきを示すコトタマ。 この祝詞を唱えることによって、四季が穏やかに巡り、住んでいる場所も清められる。
農作物は豊かに実り、村々には魔が忍び込まないようにとお願いする祝詞だったと思われる。
草木も岩も山も大空も、みな響きということ。
体も心も、みな響き、震い、波動。
死んだ人も、死んだらそれで終わりではなく、裏の世界で響いてはたらいている。
形あるものも、ないものも、裏と表の世界の響きを受けて今ここに成り立っているということをアワの祝詞で伝えている。
裏のアマヒビキと表のクニヒビキという二つのはたらきで、万物は生かされている。
響きが乱れると、病気になったり、天災が起きたり、国が乱れたりする。
その響きを調える役割を担っているのが、アメノトコタチとクニノトコタチの裏表のアワの神さま。
アワの神さまは、いまの言葉ではトコタチさま。
ホツマ伝によると、ア音は空、イ音は風を示し、ウ音は火、エ音は水、オ音は土を意味するとされている。
そして、アイウエオと発声するとその宇宙の五つの要素と共鳴し、調和させる。
最近よく歌われているアワの歌四十八音は、前半はアイウエオの行の順に並び、後半はオエウイアの行の順に並んでいるが、これを唱えると、天地と人体の流れを調え、やわすといわれている。
昔アワ山と呼ばれた乗鞍岳も、山と森と岩の響きによって天と地を結び、調えるはたらきをしている。
皇室では昔、皇太子様を真ん中にして八人の巫女さんが取り囲み、トホカミ祝詞を何時間も唱えて、皇太子様の霊性を高めていた。
白川家の祝殿という八角形のお堂で行われた。
皆で囲んだ輪の中心に身光の柱が立っているイメージをする。
天に届く光の柱の周りを、火と水の渦が取り巻いている。
その渦は、トホカミエミタメのコトタマによって増幅され、巫女たちを包み、お堂を包み、やがてその反響は日本全体を包み込んでいく。
火は、左巻きの渦を描きながら上にのぼっていく働きを指し、 水は、右巻きの渦を巻きながら下に降りていく働きを指す。
万物は、火と水の渦巻きの相互作用によって生まれ、実り、消えていく。
大事なのは、自分の体に天に届く光の身柱を立てること。
光の身柱が立っていると想うこと。 その光の柱は、天と地を結びつけているが、曲がった思いや行いでひずみ、ゆがんでくる。
それを調えるのが、正しい思いと言葉の響き。感謝の響き。よいコトタマの響き。
そうすれば、自然に火と水のはたらきは正常になり、身柱も調っていく。
「白川家」、「天皇」、「霊性を高める神事」という記述をみる限り、これこそ保江邦夫氏が伯家神道の巫女より継承した、皇太子が即位する際に霊力を授けて現人神になるための、祝之神事そのものなのではないかと思った。
何の祝詞なのか気になっていたが、まさかトホカミ祝詞だったとは…。
白金の龍穴の場所特定
保江氏は合気道をしていることで知られるが、合気道開祖の植芝盛平が祝詞を奏上していた点に着目し、神下ろしの技として「愛魂(あいき)」の実践指導をしているらしい。
そして、その植芝盛平が唱えていたのが、戸隠講座で教わって自分も毎日八幡神社で唱えていた「天津祝詞」だった。
ちなみに、北極流一門は、現在京都の綾部で農業をやっているらしい。
綾部といえば大本発祥の地でもある。
戸隠講座で天津祝詞を教わった際、祝詞の最後に「惟神霊幸倍坐世(かんながらたまちはえませ)」と唱えていたが、
調べたら大本のもっとも大事な祈りの唱え言葉らしかった。
保江邦夫氏も講演会の動画の中で、この言葉をピンチの時に唱えると良いと紹介していた。
惟神霊幸倍坐世(かんながらたまちはえませ)の王仁三郎の説明: ポジティブオーラ
「縄文古道のよみがえり」の本については、吾道氏、下伊那で共通点があったため、
なんとなく伝えろということな気がして、近所の八幡神社の総代の人と話した際に紹介することができた。