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Excelで法定帳簿作ってみました(労働者名簿編)①

2021.05.25 10:31

法定(三)帳簿というのは・・・労働者名簿、賃金台帳、出勤簿のことなんですがご存知でしょうか?

今はパソコンソフトで管理されていることも多く、ソフトを導入していない会社では既存のひな形に手書きでもいいのですが、今回は労働者名簿をピックアップしてExcelで作ってみます。


1人1ページずつ作るより一覧の方が管理しやすいので一覧表にしましょう。


まず、労働者名簿に必ず記載しておかなければいけない事項(労働者の氏名・生年月日・履歴・性別・住所・従事する業務の種類・雇入年月日・退職または解雇の年月日とその理由)と、記載しておくと便利だな~と思う事項を横並びで作ります。

ちなみに、労働者数が30人未満の場合、「従事する業務の種類」は省略できます。

<知ってると便利な部分>

①社員CD(セルC2)・・・事項を横並び、で作るんですが横長~くなりそうなのでセル内で改行しました。改行したい部分にカーソルを合わせて「ALT+Enter」で改行できます!

④No.(列B)・・・「1(セルB3)」は普通通り入力。セルB4には「=B3+1」と入力し、セルB5,セルB6,セルB7~~へはセルB4の計算式をコピペで!

②カナ(列E)・・・列Dに漢字で名前が入力されているのでその読みを反映する計算式を入力します。ついでに全角カナ→半角カナにしてしまいます。全角→半角に変換する計算式「ASC(半角にしたい部分)」と漢字をカナに変換する計算式「PHONETIC(カナにしたい部分)」を組み合わせるので、セルE3には「=ASC(PHONETIC(D3))」と入力しセルE4,E5,E6~~へはセルE3の計算式をコピペで!

③生年月日(列G)・・・西暦を和暦に変えたい場合、セルを選択して右クリック→セルの書式設定→カレンダーの種類を「和暦」で選択!


もちろん、全部入力してもOKです。けれど、せっかくExcelにこんな便利な関数が備わっているので使い倒したい!皆さんにも使い倒してほしい!と思います(^o^)


こんな感じで一覧表を作ります。


ただ、一覧表って総務担当者にとっては便利なのですが「山田さんの労働者名簿を提出」なんて時に他の人の情報まで見せるのは嫌だなーー、なんて思いませんか?


なので、次の回は一覧表のデータを個人別の労働者名簿へ反映する仕組みを作ってみます(^^)



※面倒だな~と思ってしまった場合・・・当事務所では作成サポート、もしくは作成業務を承っておりますのでご相談ください。