大和魂 ⑲
http://widetown.cocotte.jp/japan_den/japan_den180.htm 【大和魂】 より
■大和撫子 1
■1
ナデシコの別名。日本女性の清楚な美しさをほめていう語。
■2
ナデシコの別名。 [季] 秋。日本女性の清楚な美しさをたたえていう語。
■3
植物。ナデシコ科の多年草、薬用植物。ナデシコの別称
■4
植物「なでしこ(撫子)」の異名。《季・秋》。※古今(905‐914)秋上・二四四「我のみやあはれとおもはんきりぎりすなく夕かげの山となでしこ〈素性〉」。日本女性の清楚な美しさをたたえていう語。※人情本・春色恋白波(1839‐41)序「倭(ヤマト)なでしこ漢よもぎと冠字の対をならべたれども、〈略〉漢土の貴姫を、本朝の処女風にそだて」
■5
日本人女性を指す昔の呼称。漢字で「大和撫子」と書き、植物「カワラナデシコ」(河原撫子)の異名としても用いられる言葉。「大和」とは日本の異名だが、大倭・大日本(おおやまと)という美称も指す。大和政権が五畿の一つ大和(現在の奈良県)に在ったことに由来する。元々は「倭」と書いたが、元明天皇の時に「倭」と通じる和の字に「大」を付けて「大和」と書くよう定められた。植物/ヤマトナデシコナデシコ科ナデシコ属の多年草「カワラナデシコ」の異名。
■6
日本の女性の清楚な美しさ(飾りけがなく、清らかな美しさ)を讃えていう語をいいます。これは、日本の古称を意味する「大和(やまと)」と、撫でるように可愛がっている子を意味する「撫子(なでしこ)」からなる用語で、またナデシコ科の多年草(可憐で綺麗な花が咲く、秋の七草の一つ)の別名を指し、女性を"ナデシコの花"に見立てて言う美称となっています。一般に大和撫子の明確な定義はありませんが、古き良き日本(明治時代~昭和時代)のイメージで言えば、常に控えめで目立たず、自己主張は決して強くないものの、基本的な教養や素養を備え、かつ礼儀と気品(上品さ)があって、イザという時に男性を助けたり、家族を守ったりできる、しっかりとした女性といった感じでしょうか?昨今は、社会が西洋化(欧米化)したせいか、大和撫子タイプの女性はいなくなった感じもしますが、決して絶滅した訳ではありません。日本の古き良き女性の伝統は、人間教育のしっかりとした一部の家庭において、「大和撫子」として誇りを持つ祖母から母、母から娘へと今でも引き継がれています。
■7
日本古来の強さと奥ゆかしさを兼ね揃えた女性の美称。日本人女性を讃える言葉。花のなでしこの別名。日本の固有種であるナデシコの総称で、その中のカワラナデシコの異名に当たる。 「撫でるように愛しい子(女性)」という意味の「撫でし子」から、女性や子供にたとえられて、『万葉集』や『枕草子』などで女性や秋の七草の一つとして和歌に詠まれた。そして、その派手さの無い淡紅色の美しい花と、か弱くも慎ましく控えめで、清らかで凛とした美しい日本女性の理想像が重なって、女性の美称の意味になった。戦国時代に入ると家でも安心して暮らせない環境となり、この時代の女性にはただ器量と美しさを求めるだけでなく、主人が戦で留守の間に家を護る「勇ましさ」「力強さ」も求められるようになった。そういった世情の変化から戦国時代以降は「大和撫子」にも「女性らしい強さ」が求められるようになったのである。その強さの中には女性として、また大名の妻として恥を晒すことなく自ら命を絶つ方法や覚悟も含まれていた。そんな大和撫子も第二次世界大戦終結後に西洋の文化や思想、特にフェミニズムが入ってきたことにより急速に数を減らし、もはや一部のご老体を除き、絶滅してしまった。時代錯誤の女言葉、ダサピンク現象(ネットスラング)などに代表される誤った大和撫子の定義が横行していただけで、本来の意味の大和撫子は絶滅してないという説もある(大和撫子に代表される品格のある女性像がメディアの誤報道により「頼りない女性」「時代錯誤な女性」「召使いのような女性」「Aラインの服しか着ない女性」等々と誤解されてしまい、その風潮に反抗する為に横暴に振る舞う女性が増えてしまった)。元々女性はカマトトで、お淑やかさと同じぐらい横暴さも特徴で、ネットが出る前はそこが有名じゃなかっただけ、とする説もある。
■イメージ
■気丈で教養のある女性のことで、外見内面とも美しさが求められます 。控え目で男性を立てられることも重要です。
■常に控えめで目立たず、自己主張は強くないものの、基本的な教養を備え、かつ礼儀と気品(上品さ)があって、イザという時に男性を助けたり、家族を守ったりできる、しっかりとした女性
■日本の女性の清楚な美しさ(飾りけがなく、清らかな美しさ)を讃えていう語のことをいいます。
■「(か弱いながらも、りりしい所が有るという意味で)日本女性の美称」
■『やまとなでしこ』とは、記紀神話に出てくるクシナダヒメに由来します。そのお姫様は、撫でるように大事に育てられた姫で、これが語源になったと言われているそうです。
■やはり「マナーの守れる女性」とか「品のある女性」ですね。
■清楚でありつつも、強さを内に秘め、いざというときにはその強さを発揮できるような人だと思います。
■相手の意見の半分は受け入れる(そして相手に流されない)
■撫子の花の様に繊細で気品のある伝統的美人
■露出度の高い服装の場合、崩した座り方はしない。
■「肌が白くて美しい伝統的美人で、謙虚で控えめな女性」
■酔っ払って大声で話さない。
■控えめな女性
■大和撫子 2
■大和撫子とは
大和撫子という言葉は、日本人であれば一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、どのような意味を持つのか詳しく理解されている方は、実は少ないのではないでしょうか。大和撫子とは、日本人女性の美しさを撫子(ナデシコ)という植物の花に例えて、奥ゆかしさや内に秘めた強さを兼ね備えた女性を意味する日本で昔から使われている言葉です。
■「大和撫子」の語源/由来
大和撫子は、日本女性を撫子に例えているということでした。昔から使われている言葉というのはわかりましたが、具体的にいつ頃から使われてる言葉なのでしょうか。諸説ありますが、あの有名な「万葉集」でも日本女性を大和撫子に例えていたそうです。10世紀頃には、そのような意味で使われていたということになります。そんなに前の言葉が今でも使われているということは、よほど意味のある言葉ということでしょう。
■「大和撫子」の使い方
では、実際どのように使ったらよいのでしょうか。現代の日本は男女平等がうたわれていますが、戦時中の日本では男尊女卑の考えが強くありました。男性は自分よりも弱い女性や子どもを守るべきであり、女性はそんな男性を陰ながら支え、心を強く持ちつつ控えめで自己主張をしない、そんな姿を求められていました。これを踏まえると、「彼女は上品で立ち居振る舞いも本当に素晴らしく、大和撫子と言える。」などという使い方をすることができます。
■「大和撫子」の意味
大和撫子は、日本女性への賛辞の言葉です。一方で、「大和撫子は絶滅した」と言う人も多いです。一般的なイメージとしては、外見の美しさとともに、内面の美しさが求められています。上品でおしとやかですが、芯があり凛としている女性であり、男性を立てることのできる控えめな女性を意味しています。大和撫子は、いざという時に男性や家族を守ることができる女性です。そのためには、教養や礼儀も必要になってきます。
■大和撫子とはどんな女性か
大和撫子とは具体的にどのような女性なのでしょうか。現代では女性の社会進出が進み、大和撫子は昔の概念だという人もいます。混在されがちですが、男性に依存することと男性を立てることは根本的に異なります。大和撫子の反対語や類義語の意味なども踏まえたうえで、理解を深めていきましょう。以下をご覧ください。
■男性が憧れる大和撫子
いつの時代も男性が憧れるのは大和撫子なのでしょう。やはり、自立した女性や男女平等といわれていても日本古来の美意識に惹かれてしまうものなのでしょう。また、時代に沿った大和撫子の姿があるのも事実です。男性を立てることは、その男性の能力を伸ばすことにもつながります。海外の男性も、日本人女性は優しいというイメージがあったり、尽くしてくれるイメージがあるそうです。
■大和撫子の特徴
大和撫子の特徴とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。大和撫子の女性は、態度や表情も穏やかな傾向にあります。人が見ていないところでも、それは変わることがありません。また、内面だけでなく外見にも特徴があります。外見が派手だったり奇抜だと、大和撫子というイメージはもたれません。
■大和撫子の反対語
ところで大和撫子の反対語には、どのようなものがあるのでしょう。イメージとしては、男の中の男といったところでしょうか。大和撫子は、男性の後ろを歩く控えめな女性を意味します。それを踏まえると、大和撫子の女性に支えられる男性ということになります。どのような男性のことを指すのでしょうか。また、そのような言葉は存在するのでしょうか。
■益荒男(ますらお)
益荒男(ますらお)という言葉の意味をご存知でしょうか。大和撫子の反対語としてこの言葉をご紹介します。これは、立派な男性、勇気がある男性、強い男性を意味します。いわゆる男の中の男です。いい男を意味することもあります。語源としては、かつて朝廷に仕える官僚のことをこう呼んだことからきているそうです。
■大和撫子の類義語の意味
大和撫子は有名な言葉ですが、類義語があることをご存知でしょうか。同じく日本女性の立ち居振る舞いや、清楚な美しさを褒める言葉です。代表される「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」についてご紹介します。少し長い言葉ですが、似たような意味があります。
■立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花
立てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合の花とは、芍薬も牡丹も美しい花であり、百合は清楚な花であることから、美人の姿や立ち居振る舞いを花に例えている言葉です。芍薬は立ってみるのが一番美しい、牡丹座ってみるのが一番美しい、百合は歩きながら見るのが一番美しいといわれていることから、このような言葉が生まれました。大和撫子と同じような意味です。
■大和撫子の特徴
大和撫子の特徴とは、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、代表的な10個の特徴についてご紹介します。意味と特徴を理解して、大和撫子への理解を深めましょう。
■1:肌が白い
一つ目の特徴は、肌が白いということです。最初から肌が白い人もいますが、日頃のケアによって色白を目指すことは可能です。色白は七難を隠すという言葉があるように、色白というだけで、美しくみえます。また、肌が綺麗に見えると美しくみえます。遺伝の要素もありますが、何もケアしないよりは紫外線対策やUV対策をした方が良いでしょう。美しい白肌を目指しましょう。
■2:美しい髪
二つ目の特徴は、美しい髪です。美しい髪の毛に憧れる人はとても多いのではないでしょうか。こちらも遺伝要素はありますが、日頃のケアを怠っているようでは美しい髪の毛になることは難しいでしょう。また、年代によっても髪質は変わります。ツヤや手触り、パサつきなどに注意をして、しっかりとケアをしましょう。場合によっては、美容院などで取り扱っているサロン製品を使用してみることも良いでしょう。
■3:凛とした佇まい
三つ目の特徴は、凛とした佇まいです。具体的に、凛としているとはどういうことなのでしょうか。凛というのは、態度や姿が凛々しい(りりしい)ことを表しています。凛としている人は、物事に動じない、周囲に媚びない、またストイックであり、何より自分に自身を持っています。つまり自分を律するコツを自分で理解しているころを意味します。自分なりに考えて出した答えがある人ということでしょう。
■4:控えめな仕草
四つ目の特徴は、控えめな仕草です。控えめとは、遠慮がちな振る舞いをしたり、でしゃばらないことです。ここでは、控えめな仕草についてご紹介します。まず、何をするにも、がさつにすることは今すぐ止めましょう。同じ仕草でも、丁寧に行うことで控えめにみえます。また、自分の意見をいうときも周囲の人の気持ちを考えて発言しましょう。ただおとなしくしていればいいわけではありません。
■5:清楚
五つ目の特徴は、清楚ということです。清楚という言葉も、イメージすることはできても具体的な特徴が分かりづらいでしょう。清楚とは、清らかですっきりとしていることを意味します。もちろん、メイクはナチュラルメイクをおすすめします。しかし服装やメイクなどの外見だけ清楚にしても、内面がともなっていないと清楚とは判断されません。言葉遣いや姿勢に気をつけると良いでしょう。
■6:洗練されたファッション
六つ目の特徴は、洗練されたファッションです。洗練されているとは、垢抜けていて磨きがかかっていることを意味します。全体のバランスとして無駄がないようなイメージをもつと良いでしょう。無駄がないということは、すなわちシンプルであることを意味します。自分に合うものを理解して着こなすことができると素敵です。サイズ・カラーは人によって似合うものが異なります。パーソナルカラーを調べてみるのも良いでしょう。
■7:美しい言葉遣い
七つ目の特徴は、美しい言葉遣いです。ただ標準語を話せば良いというものではありません。丁寧語にまつわる本を読んでみるのも良いでしょう。言葉遣いとは癖のようなものなので知らないうちに誰かを不快にさせていることがあります。言葉遣いには育ちが出るともいわれます。さまざまな人と接する上で、失笑をかっている可能性があります。イギリスでは昔から、発音でどの階級か分かってしまうと言われています。
■8:きちんとした教養
八つ目の特徴は、きちんとした教養があるということです。教養というのは、学歴の話ではありません。また、知識をひけらかすことでもありません。時と場合によっては、知っていることでもあえて黙っていることも必要です。単なる物知りということではなく、一人一人が身につけた創造的な理解力のことを意味しています。
■9:つねに男性を立てる
九つ目の特徴は、つねに男性を立てるということです。漠然と、男性を立てると男女の関係はスムーズにいくようだと理解している方は多いことでしょう。では、具体的な意味をご存知でしょうか。男性を立てる方法としては、男性に頼る、男性を褒めるというものがあります。また、色気などではない女性の恥じらいの部分を見せるというのも効果的です。男性の男としての存在を尊重する意味があるともいえるでしょう。
■10:内に秘めた気丈さ/強さ
最後の特徴は、内に秘めた気丈さ/強さです。これは、心がしっかりとしていることを意味します。精神的な強さともいえるでしょう。気持ちが落ち込んでいても、気丈に振舞えるように普段から自分の弱さと向き合い、どのようにしたら自分を奮い立たせることができるのか、自分で答えを出しましょう。
■皆に愛される大和撫子になろう
大和撫子の意味や特徴についてご紹介いたしました。漠然としたイメージの大和撫子も、深く理解してみると本当に魅力的な女性だということがわかります。古い概念だという人もいますが、現代版の大和撫子というと、イメージしやすいのではないでしょうか。いつの時代も、皆に愛される女性というのは素敵です。ぜひ、意味と特徴を理解し、現代版の大和撫子を目指してみてください。
■素敵な女性になるために
いつの時代も素敵な女性は必要とされます。外見も内面も両方の魅力をもった女性を目指しましょう。周囲も自分自身も幸せにする存在は素敵です。人は、自分自身を理解することで自信がもてるようになります。自信がもてると余裕が生まれます。余裕が生まれると周囲のことを考えて行動できるようになります。そうすることで自然と周囲から感謝されるようになり、素敵な女性になれます。