Hitotsubashi Innovators' Summit 2016
今日は米倉先生に無理を言って、一橋OBOG生による在学生向けのセミナーに部外者として参加させて頂きました。
https://hitportmedia.com/?p=1376
▼登壇者
米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
└日本元気塾塾長
佐々木大輔(freee CEO)
└03年卒業⇒博報堂⇒投資ファーム⇒IT系StartupでCFO⇒Google⇒freee起業
稲垣あゆみ(LINE執行役員)
└06年卒業⇒バイドゥ日本法人⇒ネイバージャパン⇒LINE最年少執行役員
冨田和成(ZUU CEO)
└06年卒業⇒野村證券⇒ZUU設立(ZUUオンラインメディア)
加藤恭輔(メドレー執行役員)
└06年卒業⇒会計士⇒クックパッド⇒メドレー参画(医療系メディア)
登壇者の顔ぶれを見れば錚々たる方々で、見ていてとても面白かったです。
講演のメインは基調講演を務められていた佐々木さんのお話にもあった『人工知能』と、これから就活を迎える学生の『キャリア設計』について。
端的にまとめると、登壇者の総意としては、
これからの時代は更に変化が目まぐるしい
仕事の大半は人工知能にとって変わられる
その上で、人間が行う仕事の質が変わっていく
ヒトとしての「判断」だったり、「情熱」を持っていかに他者を引っ張っていくか
その資質が問われる時代になっていく
大企業とかでずっとやってたら終わり
とにかくアクション起こして伸びている領域に突っ込んでいきなさい
やりたいことやったもん勝ち
自分がワクワクする領域(人工知能が代替できない感情の世界)へ足を伸ばしていくべき
と言った形かと。
アフリカや途上国にまつわる話ではなかったのですが、人工知能の話はまさに最近自分が考えている通りでした。
人工知能については、以前に教育の話のところで書いた記事があるのですが
人間の脳は2020年まで(※遅かれ早かれその数年前後)に、指数関数的に飛躍的に伸びていくロボットの計算能力によって追い越されると言われています。
そうなってくると、「これ俺らがやんなくても良くない?」って仕事(≒作業)は機械にどんどん任せる。
空いた時間を使って、人間はより人間らしい仕事を行っていく。
そんな時代がもう10年もしないうちに否応なく押し寄せてくるのですから、そりゃあ今の退屈な業務に拘ってる人間の市場価値ってどんどん無くなっていきますよね。
特に「日本語」という極めて難解な言語に守られているだけの日本人の市場価値なんて言わずもがなで。
これからの時代は、テクノロジーによるパラダイムシフトやボーダーレスになっていくグローバル市場に対応できた人間が生存していき、そのスパイラルに着いて行けなくなった人間はどんどん取り残される、そう言った二極化された時代になると思います。