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笑顔の裏の思い出

2021.05.23 01:13



笑顔の裏で泣いてる自分がいる


右目が見えずに生まれた私に、優しくしてくれた父

でも、母と姉には、暴力的だった父

ある時、頭が痛くて寝込んでる母に、暴言を吐いたかと思うと、バケツの水をかけたり

何が理由か知らないけど、小さなお姉ちゃんを、殴ったりけったり・・

話せばきりがない


そんな父を見てるうち、いつからか自分は笑顔でいなくちゃって思った

きっと自分を守るために。

気が付いた時には、私はどんな時も笑顔でいるようになった

笑顔でいると、お父さんが喜んでくれるから

弟たちに、身体的な被害はなかったけれど、

きっと心には大きな傷を抱えていたと思う

でも、優しく育った弟たち

父は父で、過酷な幼少期を送っていたそうで、

愛し方、接し方がわからなかったのだろう

お姉ちゃんを殴った時なんか、次の朝には、謝罪文を壁に貼り付けたりしていた

だからと言って、弱い者への暴力は絶対に許させることではない!

幼いころ、お姉ちゃんを叩いてる父に、小さな体で歯向かったことがある

「叩くのはいけないんだよ!!」って。

無力だったけど。

それから、私は人の目を気にしてしまうようになった。

目のことでいじめを受けたりもしていたから、言葉にも敏感になってしまった

だけど、そんなとき、必ず正義感が芽生え、ひとり戦うのが私の性格

それは今でも変わらない。
 
もちろん人間だから、ダメなところもいっぱいだけどね。

人から受ける言葉に敏感なあまり、すぐに心を閉ざしてしまうけど、

でも、人を傷つけるくらいなら、ひとりぼっちになった方がいい

あっ でもそんなこと言っても、

私には、たくさん見守ってくれる人たちがいること忘れないようにしないと。

悲しい自分も、楽しい自分も、愛してくれる人たちを、

私も大切にしていかなくちゃ。



追伸(#^^#)


年を取った父は、優しく、面白い父に変わっていきました💛

今では、姉も私たちも、亡き父が大好きです(⋈◍>◡<◍)。✧♡



おと