満月
6.7年抱えていた罪
その時は気がつかなかった
時間が経って 自分に愕然した
言葉や人の影響の恐ろしさ
その時の彼は高一の子供だった
私の言葉など…
未来に不安を抱き不安定感ある彼に
あるアーティストの音楽を勧めた
パワーを養って欲しくて
背中に般若心経を背負い
深い意味を刻んでいる。
社会人になったその彼が
おもむろににやってくる
背中に刻んだと
私は罵倒した
親目線
般若心経の意味がわかってんのかと
あとから思いだした
私が勧めたアーティストと同じ文字を
刻んだ事を
私にかっこいいと言って欲しかったんだ
ただそれだけ
ごめんね
わかってやれなく
しばらく気づかず
6年ぶりにその彼が顔を出してくれる
仕事の営業誌を持参して
気持ちの中で抱えてたモノが落ちた
沢山の出会いの中
しっかり自分らしい
そう、アイデンティティを作り上げてほしい
今朝早くにみた
今年最後の満月のおかげかな
言葉の責任に反省
ちなみに
悟りに至る知恵(般若波羅蜜多)とは、何事にも執着せず、拘りを持たぬ自由な心で、八正道(正しく見、正しく聴き、正しく考え、正しく願い、正しく語る、正しい生活をし、正しく精進に励み、正しく働く)を実践することでございます。正しいと云いますのは中庸で偏りのない、大自然に基いた真理、真の悟り(阿耨多羅三藐三菩提)に基いたものでございます。そうしまして心の汚れを取り除きましたら恐怖に怯えることもなくなり、生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦、一切の苦悩が取り除かれ、悟りに至ることができるようになるんです。顛倒した考えを捨て去って、真っ直ぐに物事を捉え、安らかな気持ちでね、心の貧しい人には慈悲の心で真理を解き示し、共に悟りが得られるように、調和の取れた社会が実現できるように、(羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶)そのように生きなさい。ってね、摩訶般若波羅蜜多心経は、そのような願い。