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大阪フィルハーモニー交響楽団:第504回定期演奏会

2016.12.08 10:00

2016年12月8日(木)・9(金)(※前半途中から)


「大阪フィルハーモニー交響楽団:第504回定期演奏会」

@フェスティバルホール


今回の定期演奏会は超楽しみにしてたヤクブ・フルシャさん(私はフルシャ王子と呼んでます)です♡♡ヽ(=´▽`=)ノ((o(。・ω・。)o))ウキウキ


都響での彼の指揮が何時も話題になってるから気になってて(若くてハンサムな方なのも有るけど)「関西で聴きたいなぁ〜」って大フィル会員更新の時にアンケートにずっと書いてました。


今シーズンの定期演奏会のラインナップにフルシャ王子が居たので楽しみにしてました(*´ェ`*)ポッ


まさか、都響の指揮者でも超大御所のインバルさんまで来られるのは想定外でビックリΣ(゚Д゚)だったけど...


長文になりますが、大フィルの公式サイトに掲載されたフルシャ王子の挨拶を貼り付けておいときます。



私は、数年を経て再び大阪フィルと共演出来ることを心から嬉しく思います。

日本での活動の最初の頃から、街を代表する素晴らしいホールで指揮する機会を与えてくださったオーケストラのひとつであり、大好きなオーケストラです。

私はいつもとても興味深いプログラムを指揮する機会を頂いてきました。マーラーの交響曲第1番や、ドヴォルザークの交響曲第7番、ボロディンの交響曲第2番などはとりわけ記憶に残っています。私は概して日本に音楽的に良い印象を持っていますが、東京以外では、大阪フィルが音楽的な故郷だと感じさせてくれます。

今回、あらたに、こころから親しみを覚える作曲家、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番を演奏させていただきます。私はすでに、この作曲家の作品を数多く指揮させていただいておりますが、この特別な作品は、この冬に初めて指揮させていただくことになります。同時に、才能溢れる日本のピアニスト・河村尚子さんとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏致します。非常に楽しみであり、待ちきれない思いです。

是非信じてほしいのですが、わたしはいつも大阪に伺うことを幸せに思います。

もちろん、まず第一に音楽を共に作り上げることへの喜びがあるのですが、更に皆様がいつも示してくださる素晴らしいおもてなし、そして大阪の素晴らしい食文化!

コンサートでお会いしましょう!


1日目のショスタコ10番が素晴らしすぎたので、2日目もフルシャ王子に会いに行きました(ーー;)


2日目はボーナス支給日と重なり、定時後に社員一同しゃちょーの有り難いお話を聞かなければ行けなく途中入場(汗)


後半から入れてもらえるのかな?と、思ってたら前半のコンチェルトの最後の楽章間に入れて貰えて立見で聴けてラッキーでした。


他のホールだと後半からと言われて前半は外で待機パターンの所も有るから良かったわぁ〜(*´ω`*)


遅れたお陰で普段人いっぱいのフェスティバルホールの大階段が無人!!

クリスマス仕様に飾られて絶好の撮影チャンス!!

と、云うわけで撮影(笑)



毎度恒例のパンフの色確認。


予想通りチラシと同じピンクでした。


男性なのに(しかもメインはショスタコ10番)可愛らしいピンク...


甘い雰囲気のフルシャ王子のイメージに合わせてかしら???


前半は河村尚子さんがソリストのベートーヴェンピアノコンチェルト4番。


何故か、晴れオケの横山さんベートーヴェンピアノコンチェルト全曲演奏会以降ベートーヴェンのピアノコンチェルト鑑賞が何故か多いなぁ(;´Д`)


ベートーヴェン=対向配置


のイメージが強いのだけど、通常の第1ヴァイオリンの隣が第2ヴァイオリンでした。


ベートーヴェンっぽい硬い演奏でなくて柔らかくて響きが綺麗で、河村さんの輝いて女性らしい流麗な演奏が生きるような伴奏だったように感じました。


チェロのソロ部分(ピアノで見えなかったけど多分近藤さん?)も凄い生きて聴こえてきたのも印象的でした。


ベートーヴェンでは珍しい流れるような綺麗な演奏だったわぁ〜(*˘︶˘*).。.:*♡


個人的に思ったのはフルートが野津おやびん1人なのにデーン!!!と貫禄が有るから全然1人ぼっちに見えなかった(笑)


腰の低い温厚な人柄と思われる丁寧で上品さを感じる指揮なんだけど、「ベートーヴェン」って固定観念で思い浮かぶ演奏はしなかったので、曲に誠実に向き合って自分なりの表現をシッカリもってる人のような印象を受けました。


ニコニコとおだやかで優しそうだけど、実は自分の考えを持ってて頑固??っていう感じかなぁ???


後半は、ショスタコ10番。


個人的には、フルシャ王子にはチェコの曲をやって欲しいなぁ〜とも思ったけど、予習で気合い入れて聴いたら各パートソロ満載で、凄く楽しみにしてました((o(´∀`)o))ワクワク


しかし、ショスタコの交響曲を聴くと明らかに表面的過ぎるわざとらしさが


「おちょくってるのかぁぁー!!」


って思ってしまうのは私だけだろうか...


ソビエト時代のロシアで民族的にとか、表現の規制を受けてその中でお怒りを買わないように曲を作って、その裏に色んな感情が隠されてるからそう感じるのかなぁ...


この曲は、スターリンが亡くなった直後に作曲されたそうです。


色々裏に秘められてる事があるのではと諸説有るようだけど本人出ないと真相は謎状態みたいです。


◆Wikipediaより◆


この曲は各パートのソロが有って聴きどころ満載、民族音楽っぽくも有り、暗く冷たい影も感じ、お祭り状態も有り、ゴチャゴチャと色んな要素がてんこ盛り状態のように感じます。


ヘタしたらまとまりがつかなくなりそうな曲だけど、フルシャ王子は上手く一つの曲にまとめてる印象を受けました。


前半でも感じたのだけど、聴かせたい音を「聴かせる」バランスの調整能力が高いなぁ〜


オケも普段よりも集中してついていったように感じます。(特に弦が)


コレは王子パワー???


指揮の途中にジャンプを時折されてたけど、そんな仕草にも優雅さが漂ってた(*´ェ`*)ポッ

ショスタコの交響曲って原色の絵の具でベターって描かれたイメージが有ったのだけど、精密な水彩画のような演奏に感じました。


木管萌えの傾向が有る私には素敵すぎる演出でソロパートの鑑賞の楽しさ倍増状態に...


第1楽章の最初の方は、クラトップのブルックスさんの影を感じる気だる気なソロが印象的だったです。(このソロはブルックスさんのイメージだから吹いて欲しいなぁ〜って思ってたので嬉しかった)


2回目のブルックスさんのソロの後はフルートトップのうえたんさんの更に影の雰囲気倍増の低音が魅力的過ぎるソロ。


うえたんさんのフルートの低音が大好物なのでこの演奏は嬉しすぎた(´Д⊂ヽ


この曲はフルートが目立つ場面が

多くてうえたんさんムッチャ頑張ってました。


そして!!第1楽章のラストのピッコロ職人井上さんの本領発揮のシメのソロ!!最後の消えゆく感じがバッチリ過ぎて終わった時に拍手したかった!!


クラシックは楽章間で拍手禁止だしㅠㅠ


この曲は、ピッコロがフルート全体の音に被せる場面が多くてアクセントになってたなぁ〜

職人技が光ってたです(*˘︶˘*).。.:*♡


第3楽章では、時折現れるホルントップ高橋さんのソロが効果的なアクセントになってました。


そして、第3楽章は大島さんのイングリッシュホルンのソロ。


...勿論、この1回のソロに全神経集中してました(ーー;)


この日はオーボエとイングリッシュホルンの持ち替えで演奏してたから忙しそうだったなぁ...


そして、又もや前半だけメガネ。

オシャレは流石すぎる。


イングリッシュホルンはエキゾチックな音がするからなのか、イングリッシュホルンのソロが終わったらアラビア調??な賑やかなお祭りみたいな音楽に変わりました。


第4楽章は、よ、ようやく!!!冒頭にオーボエトップ大森さんのソロ。


大森さんのオーボエが大好きなので、それまで見せ場が無くて待たされた感が(笑)


随所に影に隠れてファゴットの久住さんのソロが有って、地味ながらも頑張ってたなぁ


私みたいな人には嬉しい曲でした(*´ω`*)


センチュリーの会員なのに、いずみ定期の後半か大フィルの後半おかわりか迷って、良すぎたのでおかわりをしてしまった...


しかし、オケの演奏会の日程って被ること多いわぁ...


いずみ定期は始まってから全部聴いてたのに遂にリタイヤしてしまった(ーー;)


最初から仕事で全公演鑑賞は無理だと分かってたので、スタンプラリーには参加してないけど(小声)


結局、先日行ったファジル・サイがソリストの定期が今年最後のセンチュリーになってしまったㅠㅠ


フルシャ王子、又大フィルに来て欲しいなぁ〜


有名になりすぎて呼べない可能性が高いから不安だわぁ...


◆うえたんさんのTwitterより◆


仲良し感が伝わって来る(*´艸`*)


エキストラの島田さんの可愛らしさで華が出てるけど、本当に濃い...


本命は陽気な癒し系オーボエトリオの筈なのに、知らない間にこのおやびんと子分達のトリオの沼にもはめられたなぁ(;´Д`)


そして、今月のパンフレットで特集されてるパートがクラリネットで密かに嬉しかったです(*´ω`*)


クラリネットパートも癒し系キャラが揃ってるので見ててホッコリ気分。


他のパートはエキストラを入れるのに基本的に入れないのも結束が硬い証拠かなぁ〜って密かに思ってます。


冬になると毎年恒例でフェスティバルホールに来るとイルミネーションの撮影をしてしまう(笑)


◆2016年12月16日追記※文君のTwitterより◆


大フィルの定期演奏会でフルシャ王子ー!!と、騒いでおきながらこの演奏会のお姿画像が大フィルさん上げてくれなかったので、お素敵さを伝える為に文君&フルシャ王子の都響でのツーショット。


こ、コレでご存知無い人も騒ぐ理由のミーハー的な部分は伝わったハズ(ーー;)


関東の人、羨ましい


◆プログラム◆

指揮:ヤクブ・フルシャ


独奏:河村尚子(ピアノ)


【曲目】

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58


ショスタコーヴィチ/交響曲第10番 ホ短調 作品93


◆アンコール◆


12月8日

スカルラッティ:ソナタヘ長調K.17



12月9日

ショパン:プレリュード No.17






















****************

自称、うえたんさんの保護者なのでうえたんさんがムッチャ頑張る演奏の時は2日とも行ってしまう...


以前有った、ドヴォ8の時も「がんがだー!!」って応援モード全開でした。


大フィル入って最初に演奏した曲で頑張ったのに「小さい」と言われた思い出がある曲だというエピソードをインタビューで読んでたからあの時は気合い入ったなぁ...