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札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

カワイNO500修理⑦

2021.05.24 07:52

ピンブッシュを6.5mmのドリル刃で穴あけしていきます。曲がらないようにドリルを一定に保ちながら進めていきます。

↑ベース部分を終えました

↑全て穴あけ完了しました。





Vバーの弦の接点を磨きます。

湿気の影響が強かったのか、かなりサビが出ていて、長年の使用により弦溝も深くなっています。

↑錆びたVバー裏側からの様子

↑研磨し鯖が落ちてきました





いよいよ弦を張っていきます。

工具を揃えて高音部よりスタート。

チューニングピンも7.0mmへ新しく交換するので、弦をチューニングピンへ通してストリングワインダーで三回転巻いて打ち込みしました。

ストリングワインダーは操作性がよく回転もスムーズでとても楽に作業が進みます。

↑左から二つ目便利なストリングワインダー

↑焦らずゆっくり。今日はここまでに。



番手は調べた所14番からスタートしているようでした。刻印が消えている為、調べた番手を駒に記入し、番手に合わせて張弦していきます。

数回に分けてゆっくりと作業を進めます。

つづく。