2023-124 ジュベナイルフィリーズ
農林水産省賞典阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)本競走は、昭和24年に創設され、平成2年まで『阪神3歳ステークス』の名称で実施されていた重賞競走。当初は1200mで行われていたが、昭和35年に1400mに延長され、37年以降は現行の1600mで実施されている。平成3年には、牝馬限定競走となり、2歳(旧表記3歳)牝馬のチャンピオン決定戦となった。また、13年からは『阪神ジュベナイルフィリーズ』と名称が変更された。ジュベナイル(Juvenile)は、「少年」「少女」を意味する英語。フィリー(Filly)は、牝馬、特に4歳までの牝馬のことを指す。また、この言葉には「社交界にデビューする少女(女性)」という意味も含まれている。
【コース】阪神芝1600m(外)
スタート地点はバックストレッチの中間からやや左寄り。長い直線が2本にコーナーが2回。外回りの京都芝1600mに似たコース形態となっている。06年末にオープンした外回りコースに入り、ゆったりとした3~4コーナーを回る。最後の直線距離はAコース時が473.6m、Bコース時が476.3m。直線半ばまで下りが続き、残り200m付近でゴール前の急坂。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違う。主にAコースは開催前半、Bコースは開催後半に使用されている。
【馬番枠番・性別馬齢】
2・8枠の連対やや少なく、中枠~外枠有利。
1着の馬番は2桁が多く、10番以降の1着馬番は10回出ている。
【人気・配当】
馬単の万馬券は5回と少なく、1着は上位人気馬から中位人気馬での決着が多い。
下位人気・2桁人気は2・3着が多く、紐荒れの馬券構成。
1着はほぼ5番人気以内で、6・7番人気の1着なく、7番人気の2着、5・7番人気の3着がない。
1~3着では8番人気に注意。