Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

ミヤギタスクのOwnd

日本サッカーが世界で一番になるためには。

2016.12.16 23:30

日韓戦を観戦して思ったことを今日は書きたいと思います。

マカオ国際シニアサッカートーナメントでマカオに来ております。


今大会は、8チームが参加してのノックアウト方式で、負けたらすぐに順位決定戦に回されるというルールです。今日惜しくも韓国に1対2で敗れてしまったので、明日の試合ポルトガル戦で勝てば、5位か6位、負ければ7位8位決定戦に行くということで、何としても勝っておきたいところです。


今日の対戦相手の韓国は、さすが7連覇しているということもあり、スピードもパワーもかなりの差があったように思えます。


しかし、前半の立ち上がりや、1点リードされてからの日本の攻撃もそれに匹敵するくらいのテクニックがあったと思います。


試合は、惜しくも負けてしまいましたが、ふと思ったことを書き留めておこうと思って記事にしました。


「日本サッカーが世界で一番になるためには?」


今日客観的に試合を眺めていて、一番思ったことは選手の皆さんが本当に楽しそうだということ。自分より大きい相手に立ち向かう、スピードのある選手を知恵でカバーするといったことが本当に楽しそうでした。


しかし、体力的な差は非常に大きいように感じました。これは今後の課題になると思うのですが、ボール回しのうまさも非常に大きな学びだったと思います。


スピードやパワーもそうなのですが、日本がかなり連動して前線から守備をしていても、ロングボールを使うことなく、相手をはしらせるために、無駄のないボール回しで、確実に少しずつゴールに近づくという攻撃が本当に参考になったと思います。正直フル代表も含めてこんなに韓国のサッカーがボールを回すのがうまいと感じたことはありません。


ワールドカップでの優勝が大きな目標になっているので、その後引退した選手たちは、指導者に回ったりサッカーから離れていくと思うのですが、韓国はきっとその後もまだまだうまくなろうとしているのではないか?と思えてきたのです。


そこからヒントを得たのですが、日本は「個々人が、一生のうちのどこかで世界一になる」一生世界一を目指せる国になったらどうか?と思ったのです。


マスターズなどもそうですが、一生世界一を目指すために活動ができる国って本当に幸せだろうなと思ったんです。(陸上で武井壮が世界一になりましたよね!)


日本は、世界一になったことがないので、世界一になったことのある国の指導者に監督をお願いしています。そのため、4年に1回サッカーの戦い方が変わります。


そうではなくて、サッカーはどんどん変化していくので、日本が目指す形でどこかの年代で一番になるように我が道を行ったり、我が道を考え抜いたらどうかと思いました。


女子サッカーがワールドカップで優勝してから、女子代表は勝って当たり前なんて思うようになってきました。それはやはり大きな自信がついたからだと思います。


ユースの年代(心と体を成長させる年代)で一番になったら、その後のフル代表でも大きな自信になると思います。


フル代表で一番になれば、真の世界一です。


シニア(体力は落ちてくるが、サッカーの技術や戦術メンタリティにおいて最も成熟している)年代で優勝したら、やはりこちらも大きな自信になると思うし、どうして大きな大会で一番になれたのかという根拠を次の世代に伝えることができると思います。


人生の中で必ず世界一になるという目標を決めたら、プロ選手を引退した後も体を鍛えると思いますし、より技術を身につけ、体力差で勝てなかった世界の相手にもシニア年代では勝つことができるのではないかと思います。それができて初めて日本は体力差で世界に勝てないというのが証明されます。


今までは、体力差のせいにするような言葉もよく聞いていましたが、そもそも何もかもが劣っているのだと思います。


ユース年代(体力や心が鍛えられる年代)シニア年代(j技術・戦術が成熟する年代)で結果を出してこそ、フル代表での戦い方や課題も生まれるのではないかと思いました。


沖縄のシニアのメンバーは昨年の全国大会で、全国準優勝だと聞きました。相手には元プロ選手なんかがいても、好きで続けていた結果、シニアで昔勝てなかった元プロ相手に勝利することができたのです。


それと同じように、ブラジルやドイツ、スペインにもどの年代なら勝てるのか?それは日本人の何がその要因なのか?そういうことを突き詰めていかないと、いつまでもよその国の分析ばかりしたり、よその国のものばかりを取り入れても、本当に日本人の有利な戦い方が生まれないのではないかと思います。


一生世界一を目指せる国へ。


引退をなくす。これも総合型スポーツクラブの考え方の一つですもんね?

あまりサッカーについて書くことは基本ないのですが、皆さんが楽しそうにサッカーしているのを見て、少しサッカーについて考えてみたりしました。


一生世界一を目指せる国は、一生楽しくスポーツができる国。


海外遠征のために会社を休める。


子供から高齢者、障害者も楽しくできる環境を作る。


好きなことにお金を使う余裕がある。


もっともっと・・・


一生楽しくスポーツができる国をみんなで考えていってはどうでしょうか?

ミヤギタスク