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Brücke(ブリュッケ)

怖がって、慣れない犬

2016.12.17 01:47

先日、こんなご相談を受けました。

「犬がなかなか慣れない。触れない・・・」


それぞれのご家庭で、それぞれのお悩みがありますね。

とってもフレンドリーな愛犬と暮らされている方には・・・

こういったお悩みをなかなか我が事として感じることはできないと思いますし・・・


例えば、とても攻撃性の強い愛犬と暮らされているご家族の辛さも・・・

そうではない愛犬と暮らされている方には未知の世界だと思いますし・・・


お散歩中に吠えてしまう愛犬と毎日のお散歩をしておられるご家族の気持ちを・・・

お散歩上手な愛犬と毎日のお散歩を楽しまれている方にはなかなか理解が難しいかもしれません。


特にこの「吠え」に関しては・・・


(あら、なんて無作法な犬)なんて目で見られたりして・・・

とてもつらい思いをされている方もいらっしゃるかと思います。


Brücke渡邊はそんな方たちと、その思いを共有したいと・・・

いつも思っております。


さて・・・


私もこれまで預かった犬の中には怖がりの子はいました。

こちら、両方ともにビビりさん。

我が家で預かっていた子は右側の「海老蔵」くん。

この時はまだ1歳未満のパピーでした。

外に出れば、あれも怖いし、これも怖い。

慌てて、予測もつかない動きをするので油断できませんでした。

まだまだパピーの柔らかい肉球からは血がにじんでいました。

見ているこちらも辛くなるほど。

現在の預かりっこも、特定の人、場面に非常に緊張が走ります。

特に若い男子。

我が家には中学生の息子が2人いますが・・・

5か月たった今、ようやく近くで寝たり、触られたりすることが出来るようになりました。

それでも、耳の位置や目、体の様子を見ていると緊張しているのは伝わってきます。


これは我が家に来たばかりの頃。上からの写真ですが、一番下にいるのが預かりっこの「来春」です。

耳に緊張が感じられます。


「海老蔵」も最初は家の中の男子(含むおじさん(笑))に緊張しておりましたが・・・

3週間もすれば・・・触ったりすることも出来ました。

でも、来春はそれよりも随分かかったように思います。

未だに抱っこなんてとてもできないし、抱きしめることなんて絶対に無理です(笑)

体中を触ったり、抱っこしたり、膝に乗せたり(ほぼ前が見えません(笑))できるのは我が家では・・・私だけです。

もちろん、我が家でお預かりする前にお世話されていた保護主の方や、里親会で小さいころから可愛がってもらっていた預かりボランティアの仲間にはべったりです。(ともに女性)


そして・・・

保護主宅ではたくさんの犬たちと生活してきました。

そのため・・・

犬との付き合いはとても上手。

これもその子の持った性格、生まれてきてからこれまでの「社会化期」にどのような社会化が行われたかもとても重要になってくると思います。

現在の預かりっ子の「来春」は家庭生活(テレビがついて、エアコンがあったり、人が家の中で出す様々な音や、動きのある環境)には触れたことがなく、9か月の頃我が家に来ました。

そのため、とにかくいろんなことにビクビク。

家の中より外のほうが「得意♪」という感じでした。


今まで触れ合った事のない中学生男子にもビクビクが止まらない。


それでも今ではべったり甘えることはありませんが・・・

自分から寄って行きますし・・・

手からおやつももらっています。


怖がりの子は・・・

個体差がありますが、やっぱり時間がかかります。


前にも書きましたが・・・


犬は恐怖を感じると・・・離れます。

興味があれば・・・近づいてきます。


離れる犬に近づこうとすれば・・・恐らく、猛烈にもっと離れようとするでしょう。


どうやったら、犬が自分の興味に負けて(笑)近づこうとするか・・・

近づこうとするということは・・・恐怖心より興味や好奇心が勝ちそうだということです。


その環境をクリエイトしてみてください。

焦らず、少しずつ。


せっかく、手の先まで匂いを嗅ごうとしてきて・・・

触りたくてふっと手を出すとします。

すると・・・それに驚いて、犬は飛び退くでしょう。


触れたいのをぐっと我慢して・・・

逆に、自分から背を向けて離れてください。


「私はあなたの敵ではありませんよ」というメッセージを送ってあげてください。


(この人は自分に危険なことはない)と犬が分かれば・・・

自然な姿を見せてくれるようになります。

怖がっているからと言って・・・

その犬があなたのことを「嫌っている」訳では決してありません♪

状況に慣れていないだけです。

犬の自発的な「はじめの一歩」を作り出せるように・・・

愛犬の行動を観察してみてください。


そこにヒントが隠されていると思います♪


ただ、犬によってみんな違います。

個々のご相談はどうぞ、Brückeまでご相談ください。