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yoyo

自分

2021.05.24 14:59

自分らしい文章、について少し考える。書いていて滲みでるものが自分らしさであるのなら、ああいう文章を書きたいと憧れに寄せて書く文章は自分らしい文章ではないのだろうかとか。それでも滲みでるのが自分らしさなら、悩んだりしなくてもいいのではとか。自分らしさが至高なのだろうかとか。あと小説について「日記のようだ」という評はたいてい否定的なニュアンスで使われるけれど、それはどういう意味を指すのだろう。言葉遣いが洗練されていない、構成がなってない、ということなのだろうか。


男性の歌う「君」は良し悪し以前に聴いててむずがゆくなるけれど、アジカンの「君」はそこを飛び越えてくる良さがあるなと思う。君を通して何かを見ているのでなく、しっかりと君に視線を注ぎながら都合良く解釈していないのがいい。だから聴き手が君を想像できる余白があるのだろうと思う。