LOST MY PROOF

2016.12.17 08:37

毎日のように、「この冬一番の冷え込み」を更新しながら、冬は深く侵攻してくる。


今朝、寒さに負けて、少し遅めの相棒との散歩。

見上げると、雲ひとつない冬の青い空があった。

どこまでも青く澄み切った空の深さに、涙がにじんでくる。

知らず知らず、服部祐民子さんの歌を、口ずさんでいた。


 ♪雲のない青空を見上げるのが

 こんなにも苦しいなんて


この歌の歌い出しは、こんな風に始まる。


 ♪朝靄の中でふと思った

 もしも今、僕が消えたとしても

 何も変わらない朝が来ると


「自分らしさ」を、見失わないで、生きていたいと願うけれど、その「自分らしさ」が、いつも揺らいでいる。


青い空は、何も教えてくれない。

ただ、そこにあるだけ。