今こそ冒険者のように
Maribrengaëlです。
5月の満月はウエサク満月と言って、釈迦が悟りを開いた日とされていて…という話は毎年のようにしているかもしれません。天と地上が繋がるときと考えられていて、とてもスピリチュアルな要素が高まるんだとか。今年はそれに加えて皆既月蝕が起こりますが、最大蝕が20時台なので日本からもよく見えるでしょう。スーパームーン+ウエサク満月+皆既月蝕と、とてもニュースな満月です。そして、無意識レベルが刺激されることで、独特なメッセージ性の高い夢を見やすいと思います。これは5/26を中心に前後3日くらい特に強烈かな、と。
私の宇宙詠み的には、ここから「蝕のトンネル」に突入して、6/10の双子座新月に向かっていくこの先のプロセスのほうを重要視しています。ちなみに、この「蝕のトンネル」の出口である双子座新月では金環日蝕が起こります。日本では、日が沈むギリギリの時間帯に部分日蝕が見える地域もありますが、きれいな金環日蝕が見えるのはロシア北東部やカナダ北東部などの高緯度地方のみとなります。この「蝕のトンネル」に関しての具体的なことはYouTube「宇宙詠みステーション」でお話しているので、もしよければそちらも聴いてみてください。
蝕のトンネル。蝕と蝕を結んだ2週間(たまに4週間)を私はそう表現しています。たとえば、自動車などで走り抜けるトンネルと一緒で、入ったときと出るときとでは見える景色が違います。確実に前に進んでいます。トンネルの中では、景色が見えないので不安になったり息苦しくなることもあると思いますが、また同じ場所に出てしまうことはありません。出口を出る頃「確実に前に進んでいる」というのがポイントです。そしてそれこそが生まれ変わるような感覚でもあると思います。だからこそ、このトンネルの期間はしっかり準備をし、物事を動かしていくのはトンネルを抜けてから。新しく誕生した自分で取り組んでいきましょう、ということです。
さて、今私たちはそのトンネルの入口にいます。スピリチュアル度高めな満月とあって、純粋な思いが湧き上がってくるでしょう。子どもの頃のワクワクする冒険心は、きっと誰にもあったものだと思います。まず、あの感覚を体に呼び起こしてください。さぁ、トンネルに突入しますよ。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 5/26 20:15 射手座満月(皆既月蝕) となります。